2015年11月25日ほんまでっかTV放送内容をまとめました☆
ベッドor布団・字幕or吹き替え・こたつorヒーター。科学的に得するのはどっち!?
寝るときはベッド派・ふとん派どちらがお得?
今ふとんだけど本当はベットがいいという人はベッド派。
- ベッド派:さんま・ブラマヨ小杉・マツコデラックス・鈴木砂羽・平山あや
- 布団派:ブラマヨ吉田・磯野貴理子
心理学 植木理恵先生
心理学ではふとんのほうが得。
認知科学の研究で、人間は睡眠中も自分の動ける範囲を意識していることがわかっている。ふとんの方が熟睡度が高い。
万年床にするのは問題外だが、通常布団であれば上げ下ろしをするため、うつ病や引きこもりを予防する効果がある。
- 布団を下ろす→これから寝るぞというセレモニーになる。
- 布団を上げる→朝1日頑張るぞと元気が出る。
脳科学 澤口俊之先生
脳科学でも布団が良いに決まっている。(当然らしい。笑)
人間は端っこがあることで無意識に脳は危険を感じている。布団も畳に出てしまうが、それはいい。
布団は起き上がりで落差がある(寝ている状態から立ち上がるまでの距離が大きい)ため、血圧が変わり脳的に良い。
環境評論家 武田邦彦先生
物理的にはベッドの方が絶対得。
家のホコリやゴミは床上30cmまでに溜まりやすい。床上30センチまでが層をなしたようにハウスダストが漂い(沈降層)、30cm以上になると急にハウスダストの濃度が薄くなる。
ハウスダストもあり、冷気もあるので、布団はよくない。
生物学 池田清彦先生
生物学ではベッドの方がいい。
布団は目線が低い。進化的に人間は目線が高くないと安心できない。目線が低いと敵が来た時にわかりづらい。
ジャングルではハンモックで寝る。高いところで寝たほうがいい。自然界では目線が高い方が有利。
経済学 門倉貴史先生
経済学では布団の方が得。
病院の治療費がかからない。
布団はどんなに寝相が悪くても落ちて死ぬことがない。ベッドは打ちどころが悪いと大怪我することがある。
アメリカでは毎年450~600人がベッドから落ちて亡くなっている。確率にすると200万分の1。ジェットコースター死亡事故の約110倍。
映画を見るとき字幕派?吹き替え派?
- 字幕派:さんま・ブラマヨ吉田・マツコデラックス・鈴木砂羽・平山あや・磯野貴理子
- 吹き替え派:ブラマヨ小杉
生物学 池田清彦先生
生物学では字幕の方が得。
英語を耳で聞きながら字幕を見るため脳が活性化するため頭が良くなる。
ただし全く英語ができない人は字幕だけ見ているため、英語がちょっとでも聞ける人とは別。全く英語ができない人は字幕だけ読むので楽しめない可能性が高い。
心理学 植木理恵先生
心理学では圧倒的に字幕の方が得。
口で言っている事と耳から入るもののズレは私たちが想像しているより気持ちが悪いことである。人工知能や認知科学でいかに皮膚感を似せてアンドロイドを作っても声と口の動きが違うと感情移入がしずらくなる。
認知科学の大前提として、耳の処理よりも読んだ処理の方がストーリーの記憶が残る。例えば、張り紙などで「ここに〇〇を捨てるな!」と書いてあると音声で言われるよりすごく捨てにくい。好きですと口でいうよりも、ラブレターを読むことはまた全然違う。
文字による情報は感情に訴える力が大きい。
経済学 門倉貴史先生
経済学的には吹き替えの方が得。
たくさんの雇用が生み出せる。字幕だと、字幕担当の人しか雇用できないが、吹き替えなら多くの声優さんが必要になる。
ジャッキー・チェンの初期作品は本人ではなく吹き替え。少しでも多くの人にお金が渡るように。
脳科学 澤口俊之先生
脳科学でも字幕の方が明らかに得。
脳は相当すごい。読んでいなくても脳は勝手に読む。
様々な情報が同時に入ってきても上手にまとめる力がある。
冬のあったか家電はこたつ派?ヒーター派?
- こたつ派:さんま・平山あや・ブラマヨ吉田
- ヒーター派:マツコデラックス・ブラマヨ小杉・鈴木砂羽・磯野貴理子
心理学 植木理恵先生
心理学ではこたつの方が得。
- 布団を膝にかけて作業すると集中力が増加する傾向がある。
- テーブルを囲んで円陣を組むと自然と会話量が増える。
感情があるから丸くなるのではなく、丸い形をとると感情があとからついてくる。
脳科学 澤口俊之先生
脳科学でもこたつの方が得。
勉強するときは絶対こたつがいい。脳に行く血液が減ってしまうとマズイ。ふくらはぎの筋肉を温めれば脳に血液が行く。
頭を冷やしたほうが良いがヒーターの場合は体全体が温まってしまうので良くない。
澤口先生自身も大学院の受験のとき1ヶ月間ずっと、勉強→こたつで睡眠→起きて勉強を繰り返し1日18時間くらい勉強していた。
生物学 池田清彦先生
生物学ではヒーターの方が得。
こたつは頭寒足熱でとても頭に良いが、気持ちが良すぎるため動かなくなり、太りやすく体に悪い。
放送内容まとめ
- 動ける範囲が広く、布団の上げ下げをすることによってうつ病や引きこもりを予防するため布団がお得(心理学)
- ベッドの端は無意識に危険を感じやすいためよくない。布団は起き上がる時の差が大きいので血圧が変わり脳に良いため布団がお得(脳科学)
- 床上30cmはホコリが舞いやすいため、ベッドがお得(物理学)
- 自然界では目線が高い方が敵を発見しやすいため、ベッドがお得(生物学)
- 布団は落ちてケガをすることがないので布団がお得(経済学)
- 英語を聞きながら字幕を見ると脳が活性化されるので字幕がお得(生物学)
- 口と音のズレは想像以上に気持ちが悪く感情移入しにくい。また文字は感情に訴える威力があるため字幕がお得(心理学)
- 吹き替えの方が雇用が増え経済がうまく回るので吹き替えがお得(経済学)
- 脳は多くの情報をうまくまとめるすごい力があるため、字幕で見ることに慣れると脳が鍛えられお得(脳科学)
- 布団を膝にかけて作業すると集中し、こたつに家族が集まると円満になるためこたつがお得(心理学)
- ふくらはぎを温めると脳に血液が行くので勉強がはかどるためこたつがお得(脳科学)
- こたつは気持ちよすぎて動かなくなるため太りやすい。ヒーターがお得(生物学)