2016年5月18日ホンマでっかTV「死後の世界の存在を科学的に証明・生まれ変わるなら男か女か?どっちが得か大分析」の放送内容をまとめました。不思議なスピリチュアルな話にトリハダもの( >д<)!
ゲスト:鈴木奈々、羽野晶紀、藤本美貴
死後の世界は本当にあるのか?
心肺停止しても3分間は意識がある 池田清彦先生(生物)
サウサンプトン大学の研究で2064人の心臓が止まった人を約4年間調査。
通常は心肺停止すると20~30秒で血流は止まり、脳機能も停止するもの。しかし、約3分後に生き返った(意識が戻った)患者101名を詳しく調査すると、39%の人が意識があったと回答。幽体離脱・臨死体験・看護師や医師が何をしていたか覚えていた人もいた。
心肺停止しても3分間は、脳が極めて低レベルで活動している可能性がある。
ラットの実験 澤口俊之先生(脳科学)
ラットによる心停止後の脳の活動を実験すると、心停止後の30秒間に脳は異常な活動(急激に脳が活性化)をすることが分かっている。この間に意識が生まれてくる可能性がある。
死後の世界を証明した脳神経外科医 亀井眞樹先生(統合医療)
アメリカのハーバード大学で准教授を務めていた脳神経外科医で、大腸菌による髄膜炎という非常に珍しい病気にかかり大脳の活動が7日間停止した。その間に深い闇の中に落ち、門をくぐり、暗闇なのに例えようのないキレイな光と音楽があふれる世界に行ってまた帰ってきた。
意識が戻った後、リハビリを重ね、脳神経外科医として復帰し、臨死体験の研究論文と引き合わせ、自分の体験を論証したが、どれも脳の異常活動では説明がつかない。
一度も会ったことも見たこともない亡くなった妹とあの世で会い、意識が戻った後に写真を見て、妹だと確信した。
現代医学では心肺停止から48時間を超えると脳細胞がほぼ壊死する。脳細胞が壊死することと意識との関連性は一切分かっていない。
科学の力で亡くなった人に会うのは簡単 澤口俊之先生(脳科学)
三途の川で死んだ人に会ってきたという人がいるのはなぜ?
側頭葉を電刺激→記憶が蘇る→過去の人が思い出される場合がある。
側頭葉の異常活動によって自分が知っている人や経験が蘇ることが証明されている。実際にペンフィールドが1933年ぐらいに臨死体験も刺激で起こしている。
走馬灯も同様。
人は死と再生を繰り返している 植木理恵先生(心理)
実際の死を恐れるかどうかというのは生きている時の精神医学的な精神分析的な意味での死と再生をどのくらい強く感じたかによって変わってくると心理学では言われている。私たちは生きているけれど、死と再生を繰り返している。
(例)
- 息子・娘時代が終わる=死
- 父親・母親になる=再生
結婚・出産・離婚などを経験→人間関係や社会関係の死と再生を繰り返している。
死と再生の経験が多い人で死ぬことを恐れる人は少ない。フランスの研究で死と再生の経験が多い70代に死は怖いかを調査したところ、戦争などを経験した人は死を恐れるという回答は少なかった。
死後の世界の有無は日本的な問い 池田清彦先生(生物)
死後の世界は本当にあるのか?という問いは極めて現代的・日本的な問い。
宗教は死後の世界を保証するもの。
キリスト教の割合:日本→約0.8% フィリピン→約93% 韓国→約29%
外国人にとって死後の世界があるのは当然の事。海外では科学者が科学的にしか死後の世界について議論しない傾向がある。
死後の世界を信じると・・・ 植木理恵先生(心理)
科学的にあの世がある・ないに決着をつけるのはとても難しい事。少なくとも心理的には死後の世界はあると信じると死を受け入れやすい。
すごく大胆な調査でオックスフォード大学でがん患者400人と心理カウンセラーが対話して、死ぬまでの気持ちの変化を調査するとどの人も同じような段階を踏んだ。
死ぬまでの気持ちの変化(あなたはあと半年の命ですよと言われたとき)
- 否認(認めたくない)
- 怒り
- 取引(命を伸ばすためにどんな事ができるのかと宗教や食品などに頼る)
- 諦観(あきらめる)
宗教的・神秘的な事に信心深い人は4段階をスムーズに進む。
あの世を信じていない人は心理的な苦しみが長い。
死ぬことよりも怖いもの 岩下尚史先生(伝統文化)
昔の日本人は死ぬことはあまり恐れず、荒魂(死んだばかりの魂)に祟られるのを恐れ供養した。
我々の世界と重なる複数の世界 山本尚先生(分子技術)
来世を信じている科学者は多い。頭で理解しているわけではなく、心で信じている。
カリフォルニア工学大学のファインマン先生(ノーベル賞を取った人)が量子力学の計算から複数の世界が存在し我々の世界と重なって同時並行で動いている可能性を物理学的に証明している。
誰もいなくなる 池田清彦先生(生物)
物質と反物質がこの世にあり、現実世界とダブっている。その物質を繋ぐ扉が見つかるとくっついてしまって、誰もいなくなってしまう。
自分の死亡日時を予言 亀井眞樹先生(統合医療)
自分が死ぬ時を正確に知っていて、心静かに死ぬ人がいる。空海(弘法大使)が自分の亡くなる日を告げ、弟子に囲まれゆったりとこの世を卒業された。実際亀井先生の患者さんにもおられる。
霊界で聞いてきた!? 澤口俊之先生(脳科学)
スウェーデンボルグが1720年ですでに神経細胞・大脳皮質など100年後に分かることを言及している。霊界に言って聞いたと本人は言っている。
非存在の証明は不可能に近い。
次生まれ変わるなら女性派?男性派?
女性派:マツコ・小杉・藤本・鈴木
男派:さんま・羽野・吉田・島崎
男性の方が得 武田邦彦先生(環境)
現代の女性は仕事と家事を両立→男性は役割として楽に。イクメンの父親も母親に比べると育児の時間は断然少ない傾向がある。
太った男性は女性に憧れる? 中野信子先生(脳科学)
女性ホルモンが脂肪からも出るので、太っている男性は女性になりたい気持ちが強くなる傾向がある。
女性の方が得 杉浦義典先生(異常心理)
実は人生をトータルにで見た時に、女性の方が男性よりも冷静に優れた判断ができる。子どもが病気・ケガをしても母親は冷静に対応できるが父親はパニックになる。
乳児の泣き声を聞かせた母親の脳→敏感に反応するがすぐに冷静になる。
女性の方が得 堀井亜生先生(法律)
人生において選択肢が圧倒的に多い。
仕事をする・しない、結婚する・しない、こどもを産む・産まない、産むとしたら何人か、仕事をバリバリするのか・家庭を優先でするのかなど選択肢がたくさんある。
外見でも、スカート・パンツ、髪を短く・長く、メイクの色など。
現代社会で男性は仕事が軸なので、仕事を失うと選択肢が少ない。
まとめ
あの世は本当にある?
- 心肺停止しても3分間は意識がある
- 側頭葉を電気で刺激すると、側頭葉の異常活動によって自分が知っている人や経験が蘇るため、亡くなった人と会うことができる
- 人間関係や社会関係の死と再生(結婚・出産・離婚など)の経験が多い人で死ぬことを恐れる人は少ない。
- 外国人にとって死後の世界があるのは当然の事。死後の世界は本当にあるのか?という問いは極めて現代的・日本的な問い。
- 宗教的・神秘的な事に信心深い人は4段階をスムーズに進む。(否認→怒り→取引→諦観)あの世を信じていない人は心理的な苦しみが長い。
- 昔の日本人は死ぬことはあまり恐れず、荒魂(死んだばかりの魂)に祟られるのを恐れた。
- 複数の世界が存在し我々の世界と重なって同時並行で動いている可能性を物理学的に証明されている。
- 自分が死ぬ時を正確に知っていて、心静かに死ぬ人がいる。
次生まれ変わるなら女性派?男性派?
- 現代の女性は仕事と家事を両立→男性は役割として楽になっている。
- 女性ホルモンが脂肪からも出るので、太っている男性は女性になりたい気持ちが強くなる傾向がある。
- 女性の方が男性よりも冷静に優れた判断ができる。
- 女性の方が人生において選択肢が圧倒的に多い。