住宅ローン控除があるのに繰り上げ返済するって損でしょ。まだ調べるのは早いかな。
と今まで繰り上げ返済はノータッチでしたが、シミュレーションしてみると、住宅ローン控除が終わるのを待たずに繰り上げ返済したほうが我が家の場合得であることがわかりました。
参考住宅ローン控除がある10年未満の繰り上げ返済は損?注意する事とは
我が家のケースでは、フラット35で返済5年目、繰上げ返済100万円をすると、
- 繰り上げ返済してもしなくても払う必要がある元金100万円
- これから払う予定だった利息が約71万円
- これから払う予定だった返済期間が28ヶ月
全てが瞬時に無くなります。
旦那に力説すると、「今後71万円貯めなくて良くなるってことだよね?今すぐやろう」と賛成してくれたのですぐに手続きしました。
貯金額をひたすら増やすより、生活費と教育資金は守りつつ余裕のあるぶんは繰り上げ返済が良さそう!
色々シミュレーションしてみて本当に良かったです。
フラット35は繰り上げ返済手数料が無料ですが、申込む方法によって最低金額が違いますので、実際の手続き方法と合わせてご説明します♪
フラット35は繰り上げ返済手数料0円!
フラット35の繰り上げ返済方法は、借りている銀行の窓口と専用サイト(住・My Note)の2パターンあります。
詳しく解説していきます。
フラット35は窓口ではなくネットから繰り上げ返済が簡単・便利
どちらも無料ですが、「取扱い可能な繰り上げ返済金額」がありますので要チェックです。
- 返済している金融機関の窓口で繰り上げ返済:100万円以上から可能。所定の申込用紙に記入
- 専用サイト(住・My Note)から繰り上げ返済:10万円以上から可能(平成26年7月から最低金額が10万円に引き下げされました)。ネットからシミュレーション後、簡単に手続き可能
※どちらも1カ月以上前に申込みが必要です。
※どちらも「通常の返済額+繰り上げ返済ぶん」が返済している銀行口座から引き落としされます。
10万円から営業時間を気にせず手数料無料で繰り上げ返済できるので、ネットからの方がハードルが低く、申込み手続きの手間が少ないからこまめに繰り上げ返済できそうですね♪
※住・My Noteの受付時間は8:00 ~ 26:00
繰り上げ返済の種類
繰り上げ返済は以下の2種類から選べます。
- 月々の返済額は今までどおり ⇒ 借入期間を短縮する
- 借入期間は今までどおり ⇒ 月々の返済額を少なくする
フラット35の繰り上げ返済の注意点
- ネットからの繰上げ返済の申し込みでは全額返済はできません。一部繰り上げ返済のみ可能です。
- 繰り上げ返済して、総返済期間が10年未満になると住宅ローン控除が受けられなくなります
- 繰り上げ返済を2ヵ月連続でしたり、〇ヵ月ごとに返済など定期返済はできない。最短1カ月おきに自分で手続き可能。
- 【フラット35(保証型)】で返済している場合は、住・MY・ノートで繰り上げ返済できない。(現在新規取扱金融機関は:日本住宅ローン・アルヒ・財形住宅金融・広島銀行のみ。)
「繰り上げ返済の手続き」まで簡単3ステップ(私の実例)
実際にフラット35の繰上げ返済手続きをしましたので、ご紹介いたします!
とっても簡単でした
1・住・My Note(すまいノート)に登録する
専用サイトにログインするために、新規申し込み依頼をします。すでにフラット35を利用している人は誰でも登録可能です。
住・My Noteは繰り上げ返済以外にも、契約内容を確認したりできますので、繰り上げ返済の予定がなくても登録しておくと便利です。
1週間程度で自宅にIDとパスワードが届きます。初回ログイン時にパスワードを変更します。パスワードは2つ設定が必要です。
最終ログイン時から5年以上利用していない場合はIDが失効されますので、もう1度申込みが必要です。
問い合わせはフリーダイヤルで、祝日・年末年始以外は土日もできるのでうれしい!(※実はパスワード何回か間違えて、ID失効になり日曜日に問い合わせしました。契約者本人の夫が日曜しか休みがないので助かりました。)
2・シミュレーションする
住・My Noteにログインすると、繰り上げ返済ご利用サービスというメニューがあるのでクリックします。そんなにたくさんメニューはないので、迷わないです。
下の画像のように3つしか選択肢がありませんので、迷わないかもしれませんが、「繰り上げ返済シミュレーション・一部繰り上げ返済のお申込み」をクリックします。
あとは、シミュレーションを納得がいくまで行います。
基本の情報は入力しなくても良いので、すぐに軽減額や短縮期間がわかります!
実際のシミュレーション結果↓
- 返済内容(繰上返済前)
- シミュレーション条件
- シミュレーション結果
- 繰上返済金額
- 繰上返済前後の比較
- 毎月の返済金額の比較
- 借入金残高の比較
- 返済期間(返済終了予定日)の比較
- 繰上返済金額の詳細内訳
- 繰り上げ返済後の返済内容
上記の10項目を確認・比較シミュレーションすることができます。
3・納得する内容なら、手続き
シミュレーション画面の下のほうに「繰上げ返済申込み画面へ」というボタンがあるのでクリックすると下の画像の画面に切り替わります。
- 繰り上げ返済申し込み内容
- 入金方法・引き落とし口座・引き落とし日の確認
- 同意確認
上記3カ所をよく確認して、ログインの時と同じパスワード2を入力して申込みできます。
繰り上げ返済完了の確認画面
サイト上で「繰り上げ返済のお申込み受付完了)」と出ます。
繰り上げ返済の取り下げ期限も設定されていますので、確認しておきます。
住・My Noteに登録してあるメールアドレスにも【住宅金融支援機構】繰上返済お申込の受付確認のメールが届きます。
まとめ
フラット35は専用サイト住・My Noteからの返済は10万円以上なら手数料0円!
手続きも簡単で、シミュレーションし放題・保存も可能で、繰上返済をまだ考えていない人にも参考になる。
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