子どもの継続力・学習意欲・モチベーションを育てる心理学的方法【TED】

こどものやり抜く力(成功する力)を育てよう!

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親がこどもにできることー賢く褒めてやりぬく力を育てる

こども力と書いた写真画像

TED(第一線で活躍する研究者や起業家の10分程度のスピーチが各国字幕付きで無料で見れる有料級の優良サイト)で素晴らしいスピーチを発見しましたので共有します。経営コンサルタント、教師の職歴を経て、大学に通い心理学者となったアンジェラ・リー・ダックワースさんのスピーチです。(記事の最後に動画載せてます)

スピーチ概要

今まで心理学者たちが誰が成功し、それはなぜか?ということについて下記のような多くの実験を行ってきました。

  • 陸軍士官学校でどの士官候補生が陸軍訓練に残り、誰が中退するか。
  • 全国スペリング・コンテストではどの子どもが競争でより勝ち残るか。
  • 教育困難な地区で働く新米教師を調べて、どの教師が学年が終わるまで教えるのを続けていて、そのうち誰が生徒の学習成果をあげるのに最も成功したのか。
  • 民間企業では、どの販売員が仕事を続け、そして誰が一番お金を稼ぐか。

研究を通して、大きく成功を左右していたのは社会的知性でもルックスでも身体的健康でもIQでもなく、「やり抜く力」だったそうです。

やりぬく力とは?

アンジェラ・リー・ダックワースさんは「やりぬく力」を下記のように言っています。

  • 長期目標に向けた情熱や忍耐力で、スタミナがあること。
  • 明けても暮れても 自らの将来にこだわること。
  • その週だけ、その月だけではなく、何年もの間 一生懸命に取組み、その夢を実現すること。
  • 短距離走ではなくマラソンを走るように生きること。

才能とやり抜く力は全く違う。才能があっても純粋に最後まで決めた事をやり抜けない人たちがたくさんいて、事実、データによればやり抜く力は才能の高さとは通常関係ない。むしろ反比例さえすると語っています。

子どものやり抜く力をどう育てるか?学習意欲をどう教えるか?どうやって長い間モチベーションを保たせさせるか?については、まだ心理学者もよく分かっておらず、研究段階だそうです。

ただし、これまで聞いた中で子どものやり抜く力を育てるのに一番よいのは、スタンフォード大学のキャロル・ドウェック博士が見出した「〇〇思考」と呼ばれるものだそうです!

この答えを知りたい方はぜひ動画をご覧ください★6分ほどのスピーチで英語の勉強にもなりますよー!(日本語字幕付き)

「成功のカギは、やり抜く力」アンジェラ・リー・ダックワース(6分09秒)

さらに、〇〇思考を見出したキャロル・ドウェック博士のスピーチも続けてどうぞ!

必ずできる!― 未来を信じる 「脳の力」― キャロル・ドウェック(10分20秒)

ネタバレ・気づき

成功の鍵を握っている唯一の力は「やり抜く力」

やり抜く力を育てるために効果的だとわかっているのは「成長思考」

成長思考のポイント

  1. 成長思考を育てる方法は、プロセス(努力・やり方・集中力・忍耐力・進歩)を褒める事。知能や才能は褒めない。
  2. まだ・未合格という言葉だけで大いなる自信を身につける。
  3. 「何か新しいことや 難しいことを学習しようとコンフォートゾーン (脳が慣れ親しんだ現状 ) を押しのける度に脳内のニューロンが 新しく強い結合を作れる。そうすると段々君達の頭が良くなっていくよ」と成長型マインドセットを事前に教えると成績が良くなる。努力や困難を諦めではなく、賢くなっていると捉え方を転換する。

結果じゃなくて過程を具体的に褒めろ!とはよく聞きますが、研究でも実証されているんですね!

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