予算立てが分らない!どうやって決めたらいいの?【会話形式でお答え★】

ご質問者さん

hanaさんの本を買いましたが、予算立てがどうしてもわからなくて。積み立ての項目をどう決めて、現金やりくりのなかの項目をどう決めればいいのか、訳がわからなくなってしまっています。

というメッセージを頂きました。

予算立てシートの書き方・考え方について実際のやりとりを元に解説致します!

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予算の立て方★

私は収入(ばらつきがある方は低い収入か平均収入)内に支出が収まるように、支出も平均を出して1年間でプラスになるように予算を立てています。月の収支だけでなく、特別支出についても考えていくことがポイントです。

 

家計簿を書かない代わりに、この予算立てシートの通りに予算を振り分けして、予算が適正なのか何度も確認・調整♪

 

最初のやり取り

ご質問者さん

我が家は、本に載っている他の人たち(P46)よりも、収入が十万くらい低いので、hanaさんのやり方はできないのかなと、泣きそうになっています…。
今まで、月のお給料は、先取り貯金40000円を除いて、とくに項目を決めずに使いきっていて、、特別な自動車税(地方で、2台です)や、プレゼントなどは、ボーナスからためていた特別費口座から使っていました。月に使える現金が足りなくなり、特別費口座からひきおとしたりもしています。でも、このままではいけない、なんとか立て直そうと思っています。(以下略)

 

hana

他の人の予算項目はどんどん参考にしてもいいですが、優劣を比較しないことです!

この予算立ての本質は「自分の収入の内訳・配分にこだわる」ことですよ♪

収入とその内訳を見ないとなんとも言えないので、よければ作った予算立てシート見せてもらえますか?

試行錯誤することで「自分だけの」お金の使い方の正解が見えてくる

予算立てシートを送ってもらいました。 ※個人情報なので、ブログには載せません。

 

ふむふむ…とみていると、続々とメールが↓

ご質問者さん

週予算を正しくすると、76000円になりますが、あくまでも74000円にしたいと思っています。

ご質問者さん

何度もすみません。計算があってなかったり、抜けていたりしたので、もう一度お送りします。

ご質問者さん

何度もすみません…。
美容費とか、入れるのを忘れていたので、予算立てシートを作り直しました…。

 

hana
予算立てシートありがとうございます。やり方、掴めてきたのではないでしょうか♪
このように試行錯誤して、月いくらで生活するか決めて、その中で支出配分を考えます。
  • 自分に必要な項目を増やし、不要になったものは無くす
  • 調整できないものを必要経費とする

その繰り返しで「自分を責めない家計管理ができます」。一回予算をきめたら一生このままというわけにはいきませんが、1回書き出してしまえば、あとはこの先調整のみです!

決めた予算に合った支払方法・管理方法をすればいいんです♪

じぶんを家計管理が下手、劣等生と思わないために予算を立てます。今の段階ではどうしようもできないものは、必要経費として見る事です!

 

携帯代は見直しをかけて、その値段なら必要経費として割り切る事です。今大手キャリアも料金見直しの傾向になっているので、今後も情報をチェックですね。

 

格安スマホにしても田舎だから山の方にいくとドコモ以外繋がらないことがあるから変えられないとか、食費はこれ以上はムリ、地域的に暖房費がかかる、車がないと生活できないなど違いがあって当然です。

 

他の節約成功した人との比較、平均との比較は無意味。参考やアイディアのタネにはなりますが、その人の環境・性格と全く同じようにになることはできませんからね!

 

自分の価値観を大切にすると言っても収入以上にお金を使ってしまうとお金が貯まりません。収入の範囲までと決めて、自分の生活がよりよくなるための支出の内訳について考えるためにするのが予算立てです。

先取り貯金をたくさんできない…。どうしよう…。

ご質問者さん

積み立てにたくさん割かなければ回らない?と思って、計算してみると先取り貯金が25000円もできないと思ったり、一体どう考えればいいんだろう…と不安になっています。現金やりくりも、果たしてこれでやれるのかと思ってしまったり…でも、やるしかないと思っています。

 

hana
提出して頂いた予算立てシートですと、先取り貯金が少なく見えてしまうかもしれませんが
これら↓すべて貯金です
  • ボーナス丸々貯金
  • 先取り貯金×12か月
  • 各予算で余った分も貯金
  • 各種積立も使う予定はあるけど実質貯金
  • 次の車の購入費積立までしっかりある♪

 

私の方法では、使う予定のある項目は、使ったつもりで貯金に含めないことでいっきに貯金が減ることを防いでいます。(毎月節約を頑張っても年払いなどで貯金額が減って節約効果が見えにくくなると家計管理はつまらないからです。)
hana
先取り貯金の金額を増やしたいのでしたら、例えば、住宅修繕費は緊急ではない積立なので無くしてしまって先取り貯金や、足りない項目にあててもよいです。

車購入費積立もできる範囲で貯めて、足りない分は貯金から出すことにすれば毎月の負担を減らせますね!

先取り貯金の金額をかさまししても、結局使う時には無くなるお金です。使いみちが確定しているものから貯金としてカウントしないほうが長期的に残る金額が見えてきます。
将来の家計の事を考えると、老後や教育費など不安が出てきて次々に積立したくなってしまいます。「収入内」と限定することで、積み立ての項目の優先順位をつけていくことができます。
今の家計でできるだけの対策をして、これ以上は減らせないなと納得していれば、自分の中の優先順位がはっきりしてきます。支出や貯金の優先順位さえ腑に落ちていれば、日々の買い物でも悩まなくなりますよ。
老後などの漠然とした不安ののためだけに貯金しているわけでないので、ただただ先取り貯金とするより、先取り貯金は少なく見えても使うためのお金(積立)が確保できている安心を大事にするようにしていますよ。

特別費積立てが足りない

ご質問者さん

例えば、私の作った予算立てシートの1年のイベントのところの、3月の欄に夫の車の車検120000円が入っているのですが、そこまでに、120000円は積み立てできていない形になると思うので、そこまでに貯めていた1年のイベント費プラス、特別口座から差額を出すという考えでいいでしょうか…。

また、突発的な車のメンテナンス費がかかってしまったり、冠婚葬祭が入ったりした場合、それもやはり特別費口座から出すということになりますか?

 

hana
そういうことです!本の100~103ページの考え方です。
積立開始の年では足りなくなる項目が出てきますが、翌年からぴったり揃います。
突発的な車のメンテナンス費がかかってしまったり、冠婚葬祭が入ったりした場合も特別費口座や貯金から出すということになります。

私以外のどういう家計管理をしていても、お金は湧いて出てきませんから予定外の出費は「特別費口座や貯金から」支払います。(参考98・99ページ)

予定外の支出は貯金から出すしかありません。ただ、積み立てていた分の支出に関しては頭を悩ます必要はなくなりますから、漠然としたお金の不安は積立を通して1つずつ消していけますよ。

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おわりに…★

ご質問者さん

また予算立てシートを前に、試行錯誤していますが、だんだん楽しく考えられるようになってきました!

うちではどのようにするか、もう少し考えてみたいと思います。2冊目のご本も楽しみに待っています。

 

hana

ありがとうございます!楽しくなってきたの言葉が1番嬉しいお礼です♪

一日や一週間一律いくらという家計管理は口にするのは簡単ですが、実際やってみると難しいんですよね。

オーバーした時の対処方法がないので、結局貯金を崩して、私は家計管理が下手だ…と落ち込んでしまいます。

 

例え赤字でも、自分の頭を使って考え抜いて、納得して支払うお金は後悔がないです★

 

今年は猛暑で夏の電気代がかかって予算を上げる必要があるかもしれませんが、これ以上予算が調整できそうにないのなら、家計管理のやり方・家計簿の書き方に時間を使うのではなく、収入を増やすためにメルカリなどのフリマクラウドワークをしちゃった方が早いです。

予算立てシートは自分だけの家計シミュレーション。いい結果も悪い結果も分かります。悪い方向に進んでいるなら、家計改善に直結しているのは、収入を増やすか・支出を減らすかの2択です(ー▽ー)

参考ズボラ主婦hanaの【袋わけ家計簿・家計管理】マニュアル(ブログのまとめ)

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