- ゲスト:道端アンジェリカ・渡辺えり
- 出演者:明石家さんま・加藤綾子・磯野貴理子・ブラックマヨネーズ・マツコ・デラックス
- 評論家:池田清彦(生物学)・岩下尚史(伝統文化)・植木理恵(心理)・澤口俊之(脳科学)・重太みゆき(印象)・杉浦義典(異常心理)・武田邦彦(環境)・山本尚(分子技術)
- 「運」は本当にあるのか!?
- 考え方より行動が重要(心理 植木理恵先生)
- 超直感で言い当てる人がいる(脳科 澤口俊之先生)
- 運がいい人=運をキャッチする人(心理 植木理恵先生)
- 説明できない事柄=運が悪いと解釈(生物 池田清彦先生)
- 運は人によって偏りが生じる(環境 武田邦彦先生)
- ラッキーアイテムで本当にラッキーになる(脳科学 澤口俊之先生)
- 訓練すれば楽観主義になれる(脳科学 澤口俊之先生)
- 運があると信じる人は10年後に差が出る(心理 植木理恵先生)
- 岐路があって迷ったら困難な方を選べ(生物 池田清彦先生)
- 成功する人の考え方(伝統文化評論家 岩下尚史先生)
- 予定通りにやったことから大きな発見は生まれない(分子技術 山本尚先生)
- 意志より想像力が大切(心理学 植木先生)
- 運を上げたいなら景色を変える(印象 重太みゆき先生)
- 悪口は運を下げる(心理学 植木理恵先生)
- おみくじは信じていない人が好む(生物 池田先生)
- 運がよくなる方法まとめ
「運」は本当にあるのか!?
アメリカの新聞「ハフィントン・ポスト」が「笑う門には福来る」は証明されていたと発表。
考え方より行動が重要(心理 植木理恵先生)
心理学で有名なイギリスのハートフォードシャー大学の心理学会の研究者たちが「1年間で急に上場した会社」や「運命の出会いをして結婚した人たち」に対して、どういう考え方をしているのか大規模なアンケート調査を行ったところ心理的にどういうことを考えているかというよりも、その人の普段の行動の方が大きく影響していることが分かった。
その行動で1番よく出ていたのが、よく笑うということ。「運が普通だったな」と思う人の2倍多く笑っていた。
笑顔が多い・目を見合わせる・身振り手振りが大きい・腕組みや足組みをしないなど相手に対して自分の気持ちを開いていますよという情報を出せる人(向社会的)は運が良い人が多い。
くじに当たるとよく笑うは無関係?(吉田さんの質問)
宝くじが商店街のガラガラなどガチな運は「よく笑う」は関係ないですよね?
→ 分子技術 山本尚先生の答え
イギリスで約1000人くらいを対象に「自分は運が悪い」「自分は運がいい」と半数ずつに分け、くじを買ってもらう調査を行った。運がいいと思っている人は、運が悪いと思っている人の倍くらいくじが当たると思っているが、結果は全く同じ率だった。運が良いと思う人も悪いと思う人もくじに当たる確率は平等。
超直感で言い当てる人がいる(脳科 澤口俊之先生)
通常はくじに当たる確率は50%だが、触覚性超直感といって触ってみた時に何か感じる人がいる。それがある人は感覚でくじを当てることができる。
触ると5万円入っている財布を言い当てられる人がいる(お財布研究)ことが証明されている。理由は誰もわからず、超直感としか言いようがない。
運がいい人=運をキャッチする人(心理 植木理恵先生)
運がいい・悪いは平等だと統計学上は言われているが、運がいい人というのは運をキャッチする人のこと。
運をキャッチする人の特徴は、よく笑う・いつも現金を持ち歩く・ペンと紙を持ち歩く・1人で食事しないということが分かった。
説明できない事柄=運が悪いと解釈(生物 池田清彦先生)
動物には運がいいも悪いもない。
人間は何で運がいい・悪いと思うかというと、頭の中で物語を作り因果関係を頭の中で考えるため。
因果関係をいくら考えても物語が思いつかない場合、人間は運が悪いと思い納得する。(何で交通事故にあったのかなど)
運は人によって偏りが生じる(環境 武田邦彦先生)
人生はいつも運が同じということがない。
確率的には10万回くらい繰り返さないと幸運と不運の数は同じにならない。人生は短いため運は偏りが生じて、運の良い人・悪い人に分かれる。幸運な人は幸運のまま終わっちゃうこともある。
ラッキーアイテムで本当にラッキーになる(脳科学 澤口俊之先生)
ラッキーアイテムを身に着けるだけでラッキーになるというデータがある。
ゴルフのパットの実験で「通常のボール」だと言うグループと「ラッキーボール」だと言うグループに分けると、ラッキーボールと言われた人はパットの成功率がアップした。
その後の実験で、ラッキーアイテムを渡した学生はそうでない学生に比べ成績がアップした。
運とリラックス(吉田さんの質問)
運というより、リラックス効果ではないか?
→ ラッキーをどう考えるか非常に難しい。
訓練すれば楽観主義になれる(脳科学 澤口俊之先生)
笑い関係でいうと、楽観主義の方が運がよく、成功しやすい。
楽観的かどうかすぐにわかる有名なテストがある。→嫌な絵と良い絵を同時に見せてどちらを見るか。(写真でもOK)
- 悪い絵を見るひと → 悲観的
- 良い絵を見るひと → 楽観的
明るい絵を見るように訓練をすれば楽観的になれる。
①
②
③
運があると信じる人は10年後に差が出る(心理 植木理恵先生)
サッカーやバスケットでも運がいいと思っている選手と良いと思っていない選手で違いがある。
俺は波に乗っているぜ・俺にはボールが止まって見えるなど、運を持っていると答えた選手に「科学的にあり得ない」と統計学者や心理学者が寄ってたかって説得するいじわるな実験をしたところ3分の2くらいの人が納得し残念がった。しかし、3分の1の選手は納得せず運を信じ、10年後1番活躍していた。
運が強いと思い込む人ほど成功する可能性が高い。
運があると信じていると集中力が増す。できないかもしれないという想像は邪魔になる。
運が良いと感じるのは日による(さんまさんの質問)
運が強いと感じるのは、日によるけど、それはどうなんですか?
→ 武田邦彦先生の答え
運の良い人は運の良い・悪いというリズムを理解している。人生は短いため、自分が運の良い方にずらしていかないといけない。
運が悪い人は決断力がないため同じことを繰り返している。運が悪い時はずらさないといけない。
岐路があって迷ったら困難な方を選べ(生物 池田清彦先生)
人生には岐路があって迷った時に、困難な方に行った方が絶対に運はついてくる。
困難な道を選ぶ人→やれる自信がある→運がよくなる
自信がないと安易な方に流れ結果的に運が悪くなる。
結婚も困難な方に行けばいい。
成功する人の考え方(伝統文化評論家 岩下尚史先生)
古代の中国は運がいい・悪いをずっと研究していた。
易学・・・目まぐるしく変わる運気の中で、積極的な時はつかんで攻めていく・消極的な時は様子を見るということができる人が成功するという考え。
成功する人は何事も他のせいにせず、絶えず自分を責める傾向がある。
予定通りにやったことから大きな発見は生まれない(分子技術 山本尚先生)
ペニシリン・アスピリン・インスリンなどノーベル賞をとった発明発見はほとんど予定していなかったことから発見された。
自分の予定通りにやったことからは、大きな発見は生まれない。
どうしたら見過ごさないで済むかというと、頭を真っ白にして肩の力を抜いて見直すと視野が広がり分かるようになる。→運をつかむコツ。
いつでも頭を真っ白にしておく。
意志より想像力が大切(心理学 植木先生)
運は人の行動が決めるということが分かってきた。
心理学では人の行動は、意志(やるぞ!という気持ち)と想像力(その状態が想像できるかどうか)の足し算でできると言われている。
意志と想像力を比べた場合、想像力の方が結果がでる。
出来ている時の想像をしている人ほどうまくいきやすい。
引き寄せの法則も同じ。道端アンジェリカも昔から行っていた。
運を上げたいなら景色を変える(印象 重太みゆき先生)
運を上げたかったら高いポジションをとるようにすればいい。上下できるイスは高くあげるといい。
普段より高い位置にすることで、景色が変わり自信が湧きやすく成功しやすい。
ただし、次に調子の悪いイスにあたり目線が低くなった場合運が悪く感じる。
悪口は運を下げる(心理学 植木理恵先生)
人の悪口を言う人は運がどんどん下がる。記憶の質や残り方がずいぶん違う。
内容は忘れても、悪口を言っていた人の印象は生涯引きずる傾向がある。悪口を言う人に周りが新情報を与えなくなる→結果運が下がる
女性は悪口好き。女性は同じ量の悪口を言い合わないとグループから外される生き物。
おみくじは信じていない人が好む(生物 池田先生)
おみくじが好きな人ほどおみくじを信じていない。おみくじを信じている人は悪い結果が出るのが怖いため引きたがらない。凶は10%くらい入っている。
運がよくなる方法まとめ
- 運の良い人は考え方よりも、どんな行動をしているかに特徴があった。
- 運の良い人の特徴は、よく笑う・目を見合わせる・身振り手振りが大きい・腕組みや足組みをしない・いつも現金を持ち歩く・ペンと紙を持ち歩く・1人で食事しない。
- 運がいい・悪いは平等だと統計学上は言われているが、運がいい人というのは運をキャッチする人のこと。
- 触覚性超直感といって触ってみた時に何か感じる人もいて、宝くじなどを当てる。理由は分からない。
- 因果関係をいくら考えても物語が思いつかない場合、人間は運が悪いと思い納得する。
- 人生は短いため運は偏りが生じて、運の良い人・悪い人に分かれる。運が悪い人は決断力がないため同じことを繰り返している。運が悪い時はずらさないといけない。
- ラッキーアイテムを身に着けるだけでラッキーになる。
- 楽観主義の方が運がよく、成功しやすい。訓練をすれば楽観的になれる。
- 運が強いと思い込む人ほど成功する可能性が高い。
- 運の良い人は運の良い・悪いというリズムを理解している。
- 人生には岐路があって迷った時に、困難な方に行った方が絶対に運はついてくる。
- 成功する人は何事も他のせいにせず、絶えず自分を責める傾向がある
- 自分の予定通りにやったことからは、大きな発見は生まれない。頭を真っ白にして肩の力を抜いて見直すと視野が広げることが運をつかむコツ
- 人の行動は、意志(やるぞ!という気持ち)と想像力(その状態が想像できるかどうか)の足し算。出来ている時の想像をしている人ほどうまくいきやすい。
- 普段より高い位置にポジショニングすることで、景色が変わり自信が湧きやすく成功しやすい。
- 悪口を言っていた人の印象は生涯引きずる傾向があり、人から嫌がられるため新情報が入りにくい。
- 女性は同じ量の悪口を言い合わないとグループから外される
- おみくじが好きな人ほどおみくじを信じていない。