生命保険に加入=安心ではありません!
一生懸命保険の見直しをして、節約して、
毎月、保険料を支払っていたのに・・・
いざという時、
加入していた生命保険会社から
「生命保険金を支払いません」
と言われたらどうでしょう。
多額の保険金が一切支払われないということもありえます。
生命保険の節約・見直し以前に、
保険金が支払われない場合をしっかり確認しましょう。
長期にわたる契約で金額も大きいものになることがほとんどです。
常にアンテナを貼っておきましょう・・・!
[生命保険基礎知識]
契約者=保険料を生命保険会社に支払う人、申し込みをする人
被保険者=保険の対象となる人
保険金受取人=保険金を受け取る人
契約者:父 被保険者:母 保険金受取人:子など、
契約者と被保険者は別になる場合があります。
保険金が支払われないケースってどんなとき?
告知義務違反による解除
生命保険金不払い問題の最大の原因です!
加入の際に、現在までの健康状態を報告する告知書に虚偽の記載をすると告知義務違反になります。
ただのアンケートだと思って答えると大変なことになりますよー!
告知義務違反をすると契約が解除になり、保険金が支払われないことがあります。
今まで支払った保険料も返ってきません。
ウソの告知をしても、2年以上経過しているものは時効となります。
ただし2年以内に支払い事由がある場合、2年を過ぎていても契約解除されます。
告知の虚偽に気が付いたら、再度告知をしましょう。
保険料が高くなったり、多少の条件がついたりする可能性がありますが、保障が受けられないよりは安心です。
免責事由・重大事由に該当した場合
保険金を支払われない場合
1・被保険者が加入してすぐに自ら命を絶ったとき
(保険金目当てとみなされる)
2・保険金目当ての事件があったとき
(保険金受取人→被保険者、契約者→被保険者の場合)
3・紛争などで大勢の方が亡くなったとき
※被保険者の人数によっては支払われるケースもある
「災害保険金」や「給付金」を支払われない場合
1・故意または重大な過失によるとき
高速道路を逆走、道路で寝転んでいたなど
※受取人が数名いる場合、他の受け取り人に対しては残額が支払われます
2・被保険者の精神障害または泥酔の状態を原因とする事故によるとき
3・被保険者が運転資格を持たないで運転している場合に生じた事故によるとき
4・被保険者が酒気帯び運転またはこれに相当する運転をしている間に生じた事故によるとき
5・自然災害より多くの方が亡くなったとき
※ただし被保険者の数によっては全額または削減して支払われることがあります
保険会社の保険金不払いの種類
保険会社が意図的に保険金を受け取れないようにしている場合もあるようです(。・д・。)
不当不払い:保険金の支払いを拒否したり、被保険者の告知義務違反を主張して契約を解除する
請求推奨漏れ:保険金を受け取れるケースなのに、契約者に請求するよう積極的に通知しない
支払い漏れ:主契約の保障について請求したが、特約部分の保障に対して請求されなかったため保険金を支払われない
不払いにならないために
支払われるケース、支払われないケースは約款に記載されていることがほとんどなので、よく確認しよう!
保険金請求段階で初めて給付条件を知る人が多いようです。
また、支払われるはずだったのに忘れてたー!という人も多いそう。
後悔しないようにもう一度確認を☆
保険は多くの保険会社、商品がたくさんあるので自分一人で悩むよりはFP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談を。
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