赤ちゃんとの生活で予算を上げる必要があった時の考え方・調整方法のご質問にお答えしました!
hanaさんこんばんは!
以前にも質問させていただきましたはちみつです。昨年末に第一子が誕生し、現在もうすぐ8ヶ月になります。今日は相談があってご連絡しました。
ずばり「やりくり費の予算をあげるべきかどうか?」です!
袋分けのお陰で生活が安定し、貯金も順調に増えています。ところが、子供が生まれたことにより生活費がじわじわと上がってきています…
そのために産後、やりくり費は増やしたのですが、増やしても足りてないみたいで、ここ数ヶ月他の袋分け予算から足しながら使っています。
やりくり費自体の予算を増やすべきか、予算内で収まるように食費や外食費を節約すべきか悩んでいます。ただ、体感としてはそんなに贅沢に使ってる気もしないのでできればあまり我慢して節約したくないなあとは思っているのですが。
これから息子もどんどん大きくなり、かつ2人目も望みたいので、今から予算を上げてしまったら将来もっともっとかかるのでは…と不安になっています。
ちなみに私のやりくり費ですが、
- 食費、日用品、オムツ、外食費含め1ヶ月6万円+予備費5000円=65000円(外食は主人が休みの日のランチです。私と息子だけ出かける時のランチは自分のお小遣いから出してます)
- 最近は予備費も使い切ってしまっていて、実質掛かってるのがおよそ72000~75000円程度。
- 「子供費」という名目で別途1万円を設定。この予算は成長の過程で必要になる子供用の物で少し費用のかかるものを購入する用(ハイチェアとか、ベビーゲートとかそういうものです)なのですが、この費用からもちょこちょこ使っていてほぼ残らない状態(残れば繰り越していきたいのですが…)
- 子供を早く寝かせてるため、光熱費が寝室とリビングの二重でかかっているのでかなり上がりました。光熱費分で足りない時にやりくり費から逆に補填してオーバーしてることもあります。
長文になってしまい恐縮ですが、hanaさんの考え方を参考にさせていただけないでしょうか。
お忙しい中とは思いますがよろしくお願いします。
きゃ~!ご出産おめでとうございます!
袋分けしておくと、≪ ライフサイクルの変化で以前よりいくら足りないのか ≫ が明確になりますよね。
袋わけなら、予算の見直しのタイミングが強制的に訪れます。
予算が上手くいかないと、今回のように毎月足りなくなりますので、その時が見直しのタイミングです!
家計を仕組み化するということは自分が考えていた金額と実際の予算の微妙なずれに早く気がつくシステムを持つことも重要だと思います。
私が3つに絞ってアドバイスできるとしたら下記のとおりです。
- こんな時こそ予算表を見て他の予算と調整する
- 変動費ではなく固定費を見る
- フリマ活用(貯金の原則と同じ)
一つずつご説明しますね。
家計の予算がオーバーに気がついた後の具体的な調整方法
赤ちゃんが生まれても、我慢する必要ありません♪
節約はやりたいこと・好きなことを我慢することではなく、自分にとって多すぎるもの要らないものを減らすだけです。
家計管理の使命は、家族と自分の当たり前の幸せを「お金」という側面から守ること。誰かが我慢する生活は続けていくうちにガタがきます。
はちみつさんとご家族のためのお金ですから、安心や幸せを感じつつ貯金もできる予算設定していきましょう!
予算表を見て調整する
予算立てシートで全体を眺めてみてください♪
無料ダウンロードページ
予算立てシートは1カ月の平均支出の縮図になっていますので、ここを見ながら1,000円単位で調整します。
貯金は収入>支出ですので、月収を超えずに予算を立てて、予算内に収まれば必ず貯金できます。
収入とすべての支出を見ていないので、ご質問内容から分かる範囲の状況なら、私はこう調整します♪
- 週予算 65,000円 ⇒ 74,000円(9,000円アップ)
- 水道光熱費 ? ⇒ 5,000円アップ
計14,000円アップしたものを、できるだけ先取り貯金に手をつけずに他から調整できないか考えます。
- こども費 10,000円 ⇒ 5,000円ダウン
- 予算表を見ながら他の項目から少しずつ9,000円分調整(3,000円×3項目など今すぐ要らない項目や余裕のある項目がないかチェック)
こども費を減らした理由ですが、フリマやポイントサイトなどで得た収入は家計と無関係だから、全部の売り上げはこども費とじぶん費に使ってヨシ!とすると、予算なし上限なしでやる気が出て結構貯まりますよ!私はその繰り返しで今楽しく暮らせています★
予算立てシートを見て、調整しても赤字になる場合は次へ!(復職予定がある場合は、一時的な赤字と割り切っても大丈夫♪)
変動費ではなく、固定費を見る
固定費・変動費の違いですが、通帳から一定の間隔で引き落とされる項目を固定費、あとは全部変動費として考えると楽です。固定費は通帳やクレカに全部書かれていますので1からひねり出して考える必要はありません。
今こうしたほうがいいかなぁと思っているのは「食費・外食を減らす」と書いてありましたが、両方とも変動費なので努力はできますが、予想外のことも多くふたを開けてみないとわからないもの。また、初めての子育て中は「食の楽しみ」って果てしなく重要度が高いと思います。
変動費という着地点がわからないものに、一応の予算を立てて袋わけしておくことで、それぞれの予算残高状況がはっきり分かるので、事前に調整したり、節約意識を忘れずに済みます。・・・でもこの変動費の予算は例え袋わけしても「余裕がないと心身ともに超ストレス」です。
つまり解決策は・・・、なるべく変動費をへらさず、固定費を見直します。
固定費の見直しは主に3種類♪
- 契約・プランを見直す
- 支払い方法を見直す(年払いにすると安い事が多い)
- クレジットカード払いでポイントを貯められないか見直す
効果の大きいのは、保険・携帯・ネット・年会費です。効果的な貯金方法を一覧にまとめ中ですのでこちらもどうぞ!
ネットのフリマを活用(貯金の原則と同じ)
2人目を視野に入れている場合は、ベビー用品は残しておいて使った方が何度も買わなくて良いですね♪
- 読まなくなった本ありませんか?
- 着なくなった服はありませんか?
お子さんが小さくて、子育てでお忙しいと思いますが、メルカリならとっても簡単に取引できますし、コンビニで24時間発送可能です。
ただお小遣いが増えて、部屋が片付くだけでなく、フリマでとてもメリットが大きいのが、「貯金が増える考え方」と全く同じなことです★
- 入ってくる売上を逆算して、梱包代・送料・手数料・手間代を含めて利益がでるように考える
- 入ってくる月収を逆算して、色んなケースの支出を含めて貯金ができるように考える
家計では項目が多いので、フリマで「収支でプラス」のミニバージョンを何度も体験しておくと、かなり貯金上手になり、自信がついてきます。
不用品を売っただけなのに「ありがとう」と感謝されますし、ネットなら評価も貯まりますので次購入されるまでも早いです。
まとめ
全体を見渡し、長期目線で視野を広く持つ★
- 変動費だけ見てない?
- 現金だけ見てない?
- 現金の置き場所(銀行)にこだわってますか?
- 利用していないのに払い続けている月額サービスは?
- 同じ金額の支払いで、ポイント貯められない?
- ポイントで支払うことで現金を出す金額を減らせない?
- 時期をずらすことで同じサービスを安く受けられない?
- 年払いにすることで安くならない?
- 年会費のある使っていないクレジットカードない?
- 保険の見直し前回いつした?
などなど、細かくややこしいものは、予算立てシートに一覧化して、1つずつ修正を繰り返していけば1から考える事もありません。
困った時の予算立てシートです★
ご参考になりましたら幸いです!
コメント