夫が「家計はお前に任せる」と言うのに、相談なしで定期預金に預けたりイデコを始めたり、クレジットカードで息子にホイホイ購入。赤字だと不機嫌になるし、どうやって家計管理したらいいのか…
という内容のお悩みがありましたので、私なりの解決方法についてまとめます★
この記事の内容を1言で言うと、
「予算立てシート」1枚で解決しますよ♡
です。
夫婦の家計会議のコツ 予算立てシートを活用しよう!
現在ブログ書籍化第2弾のモニターさん、モニターさんに応募して頂いた皆さまとチャットをしているのですが(もう募集は終了しています)、家計簿を書いていたり、節約術に詳しいのに家計管理が上手くいかない2大原因は…「保険料」と「夫婦で話し合いをしていない」ということです。
「保険料」「夫婦の話し合い」がおろそかになりがちな原因は、
- 保険料:食費や日用品などの流動費の節約に目が向いて、見直し対象になっていなかった (詳しくはこちらの記事へ⇒「毎月先取り貯金出来ているのに何で赤字?」を見つける方法)
- 夫婦で話し合いが出来ていない:家計についての話し合いをやらなくちゃと思いつつ、なんだか言い出しにくい
今回は、予算立てシートを使った夫婦で家計についての話し合い=家族家計会議の方法とコツについて解説します。
相談なしで契約されると家計管理しにくい
私にやりくりを任せたよと言いながら、相談なしに定期預金に預けたり、イデコを始めるのが困る!
そんな時は、
ねぇ。ホラ「やりくりはお前に任せる」って言ってたじゃん。今予算を組んで家計管理しているんだ~。
このシート見て~!平均月収ー平均支出でプラスになれば無理なく貯金できるという仕組みなの。予算がずれてくると困っちゃうから、これからイデコとか定期預金とか加入する前に教えてね。
この子の学費が払えないと大変だもん。あなたも少しだけ協力してね!
と言っておく。
どんな家計管理方法をやっているか具体的に話し、協力してくれないと困る出来事を話すことで、協力してくれる可能性は高いです。
そして、予算立てシートの内容を夫にもオープンにしておき、アドバイスをもらうことで、不信感や不満も無くなります。
カード払いで何にいくら使っているのか分からない
長男(5歳)と2人で出かけては、サッカーボールやスニーカーなどを、また断りなしにホイホイ買い与え、カード払いにした上でレシートを見せてくれない…。
息子さん×ご主人のお出かけ用予算設定しましょう♪
予算立てシートは下の画像のような感じです↓
ご主人にとって、息子さんとの2人だけの外出は至福の時。やっぱり父親として色々買ってあげたくなる気持ちは分かりますよね!
とはいえ、家計を圧迫するほどクレジットカードを使われてしまっては困る…。
そんな時は、家計のバランスを見て、息子さんと外出した時に使って良い予算を決める事です。
そうすることで
- 息子さんと外出するたびに「いくら使ったんだろう…」「大丈夫かな」という不安が消えます
- ご主人もきちんと予算があることで、「これ買ったら怒られるかな~」と思わなくてよくなります
- 予算を超えるものを買いたい場合は「相談してね」と言えばその時だけ、あれこれ悩めばOK!
このやりかたなら、それごれのご家庭オリジナルの家計管理になりますので、不満が出にくいです。
主婦のオシャレは無駄遣い!?
「主婦のオシャレは無駄遣いだから、美容院は半年に一度」と言ってきます…
これは主婦ならみなさん、イラっとすると思います(=_=#)
消費・浪費・投資に分けましょうという節約方法もありますが、何が「ムダ」なのかは、その人の価値観に大きく左右されます。
とりあえず、ご主人は「主婦のおしゃれは無駄遣い」という価値観がある。
でもご質問者さんはその価値観はない。
価値観の押し付け合いではケンカになるだけですよね。
みんなの意見を尊重したい、そんな時に登場するのが予算です★
ご主人が「半年に1回と言っている美容院代をいくらと考えているか」が予算設定で大事です。
半年に1回なら、1回3万円でもいいの?となりませんか?(私だけ?笑)
1回1万円で半年に1回と言っておられるなら(1年1万円×2回で2万円)、3000円なら6回いけるわけです★
1回5000円くらいで半年に1回と言っておられるなら、3000円で3回は行けるわけです。
回数ではなく、予算でみるのです(^^)
ミニモというアプリや、お小遣いサイトのイーパークビューティのキャッシュバックを利用すれば美容院代1回3000円は全く難しい金額ではありません♪
例えば、3カ月に1回予算3000円=12,000円として、
- 余った分は妻のお小遣いへ♡(ネイルやマツエク、化粧品代にプラスすればなおいいですよね~♪)
- トリートメントなどオーバーした分は妻のお小遣いから
という約束で交渉してみてはいかがでしょうか~!!
フリマなどで得た利益を美容費に加えるなどの工夫をすれば、我慢せずに美容を楽しめます。
予算立てシートの書き方ですが、年間12,000円と決まれば
①毎月1,000円袋わけ積み立て⇒好きな時に貯まった範囲でサービスを選べばOK
②1年間で4回行くとして、カレンダーの方に書いてその他の特別支出と一緒に管理してもOK
妻に「専業主婦希望」。妻の働き方
夫は「いつも家にいてほしい(専業主婦を希望)」なんです。でも赤字だと機嫌が悪くて…
ご主人の給与だけで生活できたとしても、
- 家計以外に自分のお小遣いを増やしたい
- 家計のゆとりを増やして旅行にたくさん行きたい
- 社会とのつながりを持っておきたい
など色々な理由で妻も働きたいですよね!
支出の多さに驚いて、働き続けてくれ~!ということもありえますし、予算表ぜひ資料として活用してください。
興味のない夫へ予算立てシートを見せる時のポイント
コツはとにかくポイントを絞って話すことです
(1)短時間・項目を絞って話す
夫婦とはいえ、全く違う環境で育ってきたわけですから、全く同じ意見になることはありません。
細かい「1つの予算項目について短時間」で話すのおすすめです★
家計会議をしたいけど、
- 仕事が終わってやっと家に帰ってきて疲れているのに、家計のことについて話したくない
- 休みの日は休みの日でリフレッシュしたいのに、お金の事でケチケチ話したくない
家計について話し合いをしたいけど、不機嫌になると嫌だしなかなか話出せない…。
が現実だと思います。
テーマを絞ってあんまり長く離さないがポイントです。
(2)見せる資料を絞る
私の悲しい実体験なのですが、出産後授乳2時間おきの時期に、睡眠時間を削りながらも毎日一生懸命書いていた家計簿をダンナに見せて相談しようと思ったら
- パラパラーっとめくって机にポンって終わり
- 私が怒ると、「どこをみたらいいの?」と言われて、私も答えられない(こんなに頑張っても出来ないから一緒に考えてと言いたかったのかも)
という出来事がありました。
仕事で疲れていることは分かっていて申し訳なく思っていながらも、あまりにも家計に興味を示さなくて、あんたにも関係ある話でしょー!と涙が出そうになりました…。
夫も私もパッと見て理解できて、説明できる資料を1枚だけ見せよう。
それが予算立てシートです。
いきなり、たくさんページ数があるものを見せられたらどこからどれを見ていいか分かりませんが、1枚だけならそれを見るしかありません。
〇〇行きたい!〇〇欲しい!とか言った時に、予算立てシートを1枚ポンッと見せて「じゃあどこを調整できる?」と聞いてます。
調整するとなると必然的に家計の優先順位の低い旅行積立になります。これ買うよりもみんなで旅行に行く方がいいよねと話し合って短時間で話し合い終了♪
お金は無限に湧いてくるものではありませんから、優先順位を決めて達成したいものから叶えていく。人生だって有限ですからね!
まとめ★
収入の額は今すぐ増やせるものではないので、今すぐできることは支出の内訳を考えるということ。
どれをいくら分どこへ。
そう考えると家計は難しくありません★
一言で「家計について話し合い」と言っても、相手の荒探しではなく(これをやめろ、これに使いすぎ)、みんな笑顔で暮らすためにはどこにいくら?について話し合うのです。
収入の内訳が不透明だと美容院・被服費・外出が多いなど目に見える物に目が行きます。でも本当は、保険料など他の部分で家計が圧迫しているのかもしれません。
会社でも定期的に長時間会議をすれば良い話し合いができるかと言えばそうではないですよね。1度だけ真剣に話をしたら一生変更しなくていいか、といえばNOですよね。
「短い時間×回数は多く×濃い内容で家計会議をする」そのために予算立てシートは活躍してくれます★
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