1か月1行!袋分け家計簿まとめ

手軽すぎるリボ払いは借金地獄の入口!返済スパイラルにはまる理由

ご質問者さん

夫(妻)がこっそりリボ払いをしていた

 

という相談はネット上に数多くあります。

 

通帳にはリボ払いと書かれていませんので、明細をチェックしなければ本人すら気がつきにくいです。ある日カード会社からの催促の電話や催促状などの郵便物で大きな借金になってから発覚することが多々あります。

 

▼たまたまツイッターを眺めていたら毎月16円しか返していなかったという方が!

 

リボ払いってどんな支払い方法なんだろう?調べてみてもちょっとややこしいので、なぜリボ払いは借金地獄の入り口なのか解説しますね!

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リボ払いは借金地獄の入り口ってどうして?

リボ払いは危険!などと言われますが、なぜ危険なのでしょう?

リボ払いとは?

リボ払いはクレジットカードを利用するときの支払い方法の1つです。

 

分割とリボ払いの違いを簡単に言うと、以下の通り。

  • 分割払い:何回で返すか
  • リボ払い:いくらずつ返すか

基本的に、分割払いの1回・2回は手数料がかかりませんが、3回以上の分割払いとリボ払いは手数料がかかります。

リボ払いのメリット・デメリット

リボ払いのメリット・デメリットを挙げてみました。

メリット

  • 通帳から引かれるお金が同じだから(※元利定額方式の場合)、毎月の返済に無理がない

デメリット

  • 借りたお金+高い手数料がかかる(15%~18%)
  • 毎月の返済額が少ないと借金が長期化しやすい。その分、高い手数料がかかり続ける
  • 保証人などの必要がなく通帳にはリボ払いと書かれていないので、家族が発見しにくい

リボ払いを上手に使うには?

例えば以下のような場合(楽天カードのような元金均等方式のカードで、10万円の商品を買う時に「リボ払いで」と言ったケース)

  • 借入金額:10万円
  • 金利:15.000%
  • 月額返済額:5,000円

支払い総額は一括払いと比べてどれくらい損するかというと…

  • 支払回数(月数):20ヶ月(1年8ヶ月)
  • 返済総額:113,113円(内、払利息総額:13,113円

約2年かけて少しずつ返済させてもらって、余計に支払う利息が13,113円なら借金地獄と言うほどじゃないな~と感じる人もおられると思います。

 

リボ払いは以下の点に気をつければ、それほど危険ではありません。

  1. 利息が高いことをしっかり理解して、これ以上リボ払いしない
  2. まとまったお金がある時に繰上返済する

 

「怯えなくて大丈夫!」とは言え…利息はカード会社にプレゼントしているお金ですので、リボ払いは利用しないに越したことはありません。

 

気を付けるべきなのは、次にご紹介するケースです。

リボ払いから始まる借金地獄のループとは?

▼借金地獄ループが出来あがる仕組みは以下の通り。

  1. いくら借金しても指定した金額を超える分は来月以降に繰り越される。購入時に「リボ払いで」と言っているだけで手間なし&引き落とされる金額は毎月同じなので感覚が麻痺。総額いくら借りているのか利息をいくら払っているのか気にしなくなる
  2. すぐに欲しい物が手に入る生活から抜け切れず、リボを限度額まで借りる
  3. 返済できなくて、次はカードローンなど他の借金に手を出す。

 

少額の場合はそれほど利息が多く感じませんが、数十万~数百万になってくると利息を払っているだけで全然返済できていないことも。

 

「リボ払いを繰り返す」という所に借金地獄への入り口がありますので注意してくださいね。

最初からリボ払いにチェックが入っているカードも。

クレジットカード申し込み時に、「リボ払いを利用する」にチェックが入っているのを確認せずにカードを作ってしまうと知らず知らずにリボ払いをしている場合があります。

 

hana
hana

しばらくカード明細を見ていない人は今すぐチェック!(利息〇〇円などの記載がありませんか?)

 

使っているクレジットカードをしっかり理解しておくことは大切ですね。

リボ払いの返済に困ったら…

  1. 日本貸金業協会、消費生活センター、日本クレジットカウンセリング協会など公的な窓口で無料相談する
  2. 親や兄弟などに借りる。(親に利息をつけて返済。どうせ利息を払うなら、金融機関ではなく親に払った方が良い)
  3. 複数の会社から借りている場合はまとめる。⇒金利を減らせるよう交渉

 

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まとめ

  1. そもそもリボ払いを利用しなくてもいいように家計管理を学ぶ
  2. リボ払いをしたら早く返す
  3. 積極的にお金の知識をつけ、家族・恋人・友人に対してもいつもと違う買い物や言動などのささいな違和感に気がつき、借金が膨れ上がらないように。
hana
hana

お金の正しい知識を持つことは、自分や大切な人を守る事でもありますね。

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