2015年8月5日放送のホンマでっかTVより行列のできる相談所でおなじみの北村晴男弁護士に娘さんが「頑固な父親をなんとかして!」とホンマでっか評論家軍団に相談!
その回答とは・・・!?
頑固な父親がいる・頑固な父親だという方は必見です♡
ホンマでっかTV お父さんはつらいよSP
相談内容:頑固親父を説得するいい方法が知りたい
相談者 北村まりこ(娘)→北村 晴男弁護士(父)
西洋医学を全く信用していなく、病院にいかない。病院に連れて行ってもくれない。
娘:59歳なので健康診断や人間ドッグに行って欲しい。
風邪やインフルエンザになっても病院に連れて行ってくれなかった。
北村弁護士の言い分:風邪をひいて医者に行くやつはバカ。
風邪を治す薬が出来たらノーベル賞と言われている。
せきは止められても、風邪は治せない。
免疫力をつけて休むしかない。
クスリを多く出せば病院が潤うことを知っているので出されたクスリを100%信用して飲めない。
池田清彦先生(生物学)
池田先生も健康診断を10年以上受けていない。
がん検診は20年以上行っていない。
でも生きているから行かなくてもいい。
具合が悪くなったら行けばいい。
西洋医学はカナリ信用できる!
池田清彦先生(生物学)
フィンランドで1200人の40~45歳の男性を調査
600人ずつ健康診断を受けたグループと受けなかったグループに分けたら
→健康診断を受けた人の方が死亡率が高かったというデータも
(病院で色々言われるのがストレスになるため)
武田邦彦先生(環境)
武田先生も22年健康診断をしていない。
1・病気の初期は健康診断で見つからない
↓
2・病気が少し進行すると健康診断でわかる
↓
3・病気が進行しるぎると健康診断をしても手遅れ
1と2の間でわかることはほとんどない
健康診断は必要だが、病気の進行とタイミングが合わない可能性も。
健康診断をしているから安心だと思うのは間違い。
亀井眞樹先生(総合医療)
人間ドッグと健康診断をして死亡を下げるのは4種類しかなかった。
①便潜血→便の中に血液が混ざっていないかを検査
②内視鏡→便潜血で陽性の場合に有用
③腹部超音波→多くの臓器を検査でき、中でも胆石や肝臓がんの発見に有用
④マンモグラフィー→女性の乳がんを発見する
植木理恵先生(心理)
同じ椅子を見たときの実験をすると2種類の反応に分かれる
- デザインや形状を意識する
- 座り心地や用途を意識する
2はアフォーダンスといい、何を僕に提供してくれるんだろう
何の役に立つのだろうということを重視する傾向がある
座り心地・用途を意識するタイプ
→劇的に変化するものを信じやすい
診断=劇的な変化がない
だから億劫。
物事に対し「役に立つか?」を意識する人は臆病な人が多い。
いいことがあったらいいなというより、悪いことがあったら困ると思う。
澤口俊之先生(脳科学)
言語性IQの能力が高いため、不安感が常にある
空間性IQやイメージIQは低い
拡散思考(新しいものを取り入れる思考)ができない方
一言で言うと「脳が固まっている」
堀井亜生先生(法律)
奥さんやお子さんがそれをみて頑固だ、言うことを聞いてくれないということが問題。
この状態を続けていると、熟年離婚しますよ!
北村弁護士:紆余曲折あったが、信頼関係があるので大丈夫
今は稼ぎも地位もあるので心配してくれるが
仕事を退職し、稼ぎがなくなると母娘が離れていく可能性も。
娘:来世も父親と結婚したい?と母に聞いたら「絶対嫌だ」と言っていた。
北村弁護士:苦笑い
夫が頑固な家庭は熟年離婚が多い傾向
北村弁護士:一般的な家庭はそうですね。
でもうちはちがいます。
子育ての方針で一度もぶつかったことがない。
お医者さんに連れて行くかでも一度もぶつかったことがない。
澤口俊之先生(脳科学)
奥さんが従順ということは演技である可能性がある。
奥さんにはどんどん言ってもらったほうが離婚しないというデータがある。
(北村弁護士は汗を拭いている)
危ないと言っているのに聞いていない!
北村弁護士は人の意見を聞かない。
頑固な人は一つのことに集中し、情報を遮断する傾向がある。
集中することは楽だから脳に負担がかからず、老化現象がおこる。
堀井亜生先生(法律)
弁護士は必ず最後に言い返して終わる
堀井先生は弁護士同士の夫婦だから終わらない。
でも遺恨が残らない。
北村弁護士の奥様は弁護士ではないので
一方的に言われた感覚だげが残る。
北村弁護士:堀井さん申し訳ないけど、弁護士同士の夫婦が一番離婚率が高い
レストランに行くと必ず怒る
娘;家族旅行で行ったレストランで量が多いと怒った。
量少なめでお願いしますと言ってあったが
店員さんにとっては少なめだったのかもしれないし、
父親が怒ることによって家族団らんの時間の空気が悪くなる
北村弁護士の言い分:北村弁護士の父・母と一緒に行った旅行。
残したくない、でも食べられない。
おいしいものを少しだけ出して欲しい。
もうちょっと考えろ!と怒ってしまった。
亀井眞樹先生(総合医療)
ご家族の方はお父様がこれから爆発するな、という気配を察知したら
怒りを静める方法をすると良い。
「手相を見せて」と言って左手を見せてもらう。
怒っている時、「手相見せて」と言われると
「なんで?」と意識がそれて感情が和らぐ
手相は昔漢方の補助診断システムだった。
手相を見せて!と手を持ったときに
手首の横じわの小指側の少しくぼんだ場所にあるツボ神門を親指で押すと
イラだった気持ちが沈静化する。
植木理恵先生(心理)
80歳以上の263人を対象に「あなたの人生は幸福に満ち足りていましたか?」という調査を行ったところ
仕事とそれ以外を切り替えられる人は歳を重ねてから豊かだったと思う傾向がある
何事も仕事などと切り離さずに考える人は人生が薄かったなと思う傾向がある。
あっという間に人生終わっちゃったという感覚になる。
仕事を忘れて熱中する事柄が1つの指標として5つ以上あると良い。
(これやっている時は仕事を忘れちゃうよというもの)
ご飯を食べている時でもOK。
自分の中に5つのキャラクターがあるとうつ病の疾患率が急に減る
重田みゆき先生(印象)
お店に直接文句をいう人は4~10%未満しかいない
9割はサイレントクレーマー
成長したいお店にとっては
直接文句を言ってくれる=いいお客様
文句を言わない9割の人はお店に帰ってこない。
クレームをいう人は、お店と信頼関係を結びたいと思っている
でも、家族はお店の人に文句を言っている父親が嫌。
→北村先生の言い方・表情がいけない
外国の人は日本人よりはっきりクレームを言うが、
お店の人は嫌な思いをしなかったという人が多い。
その理由はお願いだったんだよ、と示すために
お願いを言い終わった後に「ウインク」しているため
ゆっくり確実にウインクすることが大切
怒りっぽい頑固な父親へのアドバイスまとめ
- 健康診断・人間ドックは無理していかなくてもいいが、具合が悪くなったらすぐ医者に行くこと
- 頑固な人は脳が凝り固まっている
- 集中するのは楽で、脳に負荷がかからないため老化する
- 奥さんにはどんどん思ったことを言ってもらったほうがいい
- 夫が頑固な人は熟年離婚する可能性がある
- 怒りそうになったら「手相見せて」といい、神門というツボを押す
- 仕事を忘れて集中できるものを5つもつ
- クレームを言うときは言い方・表情に気をつける