2016年5月4日ホンマでっかTV「第六感は本当にあるのか?科学で徹底分析」の放送をまとめました。かんたん手相チェック放送に注目です(o^^o)
ゲスト:川栄李奈・篠原信一
不思議な力(直観力・霊感・第6感)のある人とは?
イギリスの新聞デイリーメールより、人間には10秒後を予知する能力があるとの情報が!
人間は10秒前に予知できる? 池田清彦先生(生物)
アメリカのノースウエスタン大学で、怖い映像と普通の映像をランダムで流す実験をしたところ、怖い映像の10秒前に脳や心拍数の変化が現れたため、人間は10秒前に物事を予知できる能力があるのではないかとされている。
この実験にはミソがあり、予知能力ではなく、繰り返し観ることで、10秒前に体が反応するようになっているのでは?との考え方もある。
フィードフォワード=直感 谷木道哉先生(運動生理学評論家)
- フィードフォワード:次の動きを推測して対応。(今までの自分の知識・経験から無意識に相手の動きを予測する)
- フィードバック制御:相手の動きに対応(今得ている情報)
脳はすでに決めている 澤口俊之先生(脳科学)
脳が勝手に意識に上る前(7~8秒前)にすでに決めている状態→直感
左右のボタンを押す実験では、すでに脳がどちらを押すか決めている。どちらを押すか意識するのは7~8秒経った後。
池田清彦先生(生物)
水が飲みたいからコップに手を出すのではなく、コップに手を出す(行動)から水が飲みたい(意志)。
意志より先に脳で決めていて、すでに行動している。
辻本悟史先生(脳科学)
澤口俊之先生のお弟子さん。(7年)辻本先生はとても優秀で、現在は脳科学を利用したマーケティングなどを研究している。NIH(アメリカ国立衛生研究所)から「こんなにもすごい研究員は15年間見た事がない」とメールが来たほど。
意志決定時の脳波を見る実験で、「これから何かをやって」と研究者が言い、「〇〇に決めました」と報告させたところ、報告するもっと前に脳波は変化していることがどこの研究所でやっても結果が出た。
前頭前野の先端部分で物事を決めていることが分かっている。
約5万個くらいの神経細胞が活動しないと意識が出てこない。それらの神経細胞が活動する前に脳波は変化している。
こどもは悪意のある人を見抜く 植木理恵先生(心理)
コミュニケーションで、この人は今どんな気持ち?と感じる力=直感
ハーバード大学が8歳から60歳までの男女670人に10秒間に渡り人の感情を見抜く実験を行った。(普通の顏の人がどんどん怒ったり、喜んだり少しずつ変わっていく映像でどの時点で変わったかボタンを押す)
1番人の感情を繊細に敏感に感じ取っていたのは8~12歳のこどもだった。
人の感情を見抜く順
- こども(男女関わらず)
- 成人女性
- 成人男性
1000枚くらいの凶悪犯を含む男性の写真をこどもに見せる実験では、「この中で怖そうなおじさんは?」と聞くとこどもは凶悪犯を当てる。→こどもは人の顔を見るだけで悪意が直感的にわかる。
こどもや女性は弱い立場から人の感情を見抜く力を持つのではないかと考えられている。
女性は直感で浮気を見抜く 堀井亜生先生(法律)
浮気の直感に関しては女性の方が断トツにある。まだ深い関係になる前の夫の変化に気が付くことも。
一方夫は妻の微妙な変化で浮気に気づく事は少ない。「なんとなく妻が怪しい」と言ってきた男性相談者は一人もいない。
透視で治療する医師が実在する 亀井眞樹先生(統合医療)
人体を透視して第6感で病気を診断し、不思議な方法で治療し確実に効果を上げている医師がいる。
ロシアはソビエト連合国時代から超能力の研究が盛んで医学・医療にも応用されている。
ロシア政府は超能力医療を認めていて、医師免許を発行している。
ヤーナ・トロニチという有名な女性は8歳の時に自宅に来たお客さんの胸に黒い染みのようなものが見えると告げ、病院で調べると結核だった。
以後、人を見ると体の悪い部分が黒く見える能力を持ち、治せるようになった。
ヤーナが洞窟にいると母なる地球のエネルギーを受け、患者のそばにいるだけで実際に治っている。
ヤーナは現在医大・産婦人科で医療を学んでいる。
磁気感覚が第六感の候補 澤口俊之先生(脳科学)
ヤーナさんは磁気を感じている可能性がある。
五感に加え、あと3つくらいの感覚があるのではないかと言われている。その中に、磁気感覚(鳥が持っていて瞬時に方向が分かる)がある。
第六感候補2 池田清彦先生(生物)
人間も自分の声の反射で壁の位置が分かる能力が備わっている。普段使わないので衰えている。この能力が第6感となる可能性を秘めている。
不思議な力は確かにある 植木理恵先生(心理)
超能力があるのかないのかという実験は150年前から心理学者が行っている。
透視能力の約10万人の大規模なカードの実験で、確率的には正解が5枚のところ、平均7.5枚当てている。10万人の人が出来るのだから、何か人間は不思議な力を持っているのではないかと言われている。
実験研究者が、透視能力があると思っているのと、嘘だと思っているのでは、実験結果が変わるのは臆病効果のせい。
臆病効果:実験者が疑っているものは負の効果が出る。→実験者の否定的な気持ちは被験者に伝わり悪い結果になる。人の感情が雰囲気で伝わる。
手相で第六感を持つ人が分かる 亀井眞樹先生(統合医療)
第6感があるかチェックする方法
手相は漢方医学でも多用していたゆるい統計学のようなもので、2週間ほどでどんどん変わっていく。
左の親指の第一関節に目のような形(仏眼)がある人はある種の不思議な力(第六感や霊感)が強い傾向がある。
一流棋士は直感を働かせている 辻本悟史先生(脳科学)
将棋の一流棋士は脳の人と違う所を使って、第6感や直感のようなものを働かせている。
一流棋士は論理的に考えて最適な一手を指しているわけではない。
MRIで一流棋士の脳活動を調査すると、脳の中の一生懸命考えるところではなく、大脳基底核・尾状核と呼ばれる人が特に発達しているわけではなく、爬虫類や鳥類も持っている部分。
意識というよりは直観力で浮かんでくるというニュアンスになる。
まとめ
- 人間には10秒後を予知する能力がある?
- 今までの自分の知識・経験から無意識に相手の動きを予測する力=直観力
- 意志より先に脳(前頭前野の先端部分)で決めていて、すでに行動している。約5万個くらいの神経細胞が活動しないと意識が出てこない。
- こども(8~12歳)は人の顔を見るだけで悪意が直感的にわかる。→こどもや女性は弱い立場から人の感情を見抜く力を持つのではないか。
- 浮気は女性のほうが気が付きやすく、深い関係になる前から見抜いている。
- 人体を透視して第6感で病気を診断し、不思議な方法で治療し確実に効果を上げている医師がいる。
- 五感に加え、あと3つくらいの感覚があるのではないかと言われている。
- 磁気感覚や自分の声の反射で壁の位置が分かる能力が第6感である可能性が高い
- 心理学では150年前から超能力の研究をしており、実験では不思議な力が確かにあるとされている。
- 臆病効果:実験者が疑っているものは負の効果が出る。人の感情が雰囲気で伝わる。
- 左の親指の第一関節に目のような形(仏眼)がある人はある種の不思議な力(第六感や霊感)が強い傾向がある。
- 将棋の一流棋士は脳の人と違う所(大脳基底核・尾状核)を使って、第6感や直感のようなものを働かせている。
気づき
私にも仏眼あります(o^^o)
有難いことに霊は見えません。スピリチュアル系はほとんど胡散臭いけど、見えていないだけで存在しているものは色々ありそうな気がしますね!