生まれ順性格診断（一人っ子・真ん中っ子・末っ子・兄弟姉妹構成） ホンマでっかtv6/1

2016年6月1日ホンマでっかTV「産まれ順で運命が変わる？」の内容をまとめました！うんうん、と思わずうなづく科学的研究でした(o^^o)こどもの接し方や気になるあの人の性格分析の参考に！

長男長女・１人っ子・末っ子・真ん中っ子で性格や職業、なりやすい病気などの傾向が分かる★

さんまさん（真ん中っ子）加藤綾子アナウンサー（末っ子）島崎和歌子（第一子）マツコデラックス（一人っ子）千原ジュニア（真ん中っ子）大松絵美（末っ子）ブラマヨ小杉（第一子）ブラマヨ吉田（第一子）

産まれ順と性格の研究　植木理恵先生(心理)

東海大学の1000人規模の調査によると第一子は、人に気を遣い、神経質なタイプが多い。さらにケンブリッジ大学が神経質と兄弟順の関連性について調査すると、日本外でも第一子は、人に気を遣う傾向があった。

幼い頃（２～３歳）、一番注目されたいときに自分よりもカワイイ子が誕生する。→愛情の上で脅威にさらされることになる。第一子は、心の中で「もっと僕のこと見てよ」と神経質になったり、嫌われないよう気を遣う。親の愛情を欲している。

下の子ほど神経が図太く、伸び伸びと育つ。

発達心理学のエルダーファースト（上の子ほど先に話を聞きなさい）が大切。下の子が愚図ったりすると「お兄ちゃんなんだから待ってなさい」と言って先に下の子の相手をしがちだが、「お兄ちゃんが先よ」など上の子を優先させる。

産まれ順とIQの研究　澤口俊之先生(脳科学)

2015年「性格と産まれ順」の研究では、多少しか違いがなく、ほぼ無視して良いとデータが出ている。しかし1973年のサイエンス論文に第一子が最もIQが高いと発表している。それ以降長男は頭が良いという論文がずっと出ている。

産まれ順がダイレクトに性格や知能に影響するのではなく、親の接し方が変わるからだんだん子の性格が変わってくる。

産まれ順と股関節の研究　戸田佳孝先生(ひざ関節)

第一子は、股関節が固い傾向があるため、高齢になると転倒骨折しやすい。

初めての妊娠したお母さんの子宮は硬く、羊水などがたまりにくい。子宮の中で股関節が圧迫されて股関節形成不全（股関節の軟骨が減り動きが悪化）が起こりやすい。数回目以降の妊娠では、お母さんの子宮が膨らみやすく、羊水もできやすいため、子宮の中でぷかぷか浮く事が出来て足が圧迫されにくいので股関節形成不全が起きにくい。

股関節形成不全は乳児健診で発見された場合バンドなどで簡単に治療が可能なため、乳児健診に行かなかったり、見逃した場合は将来人工股関節になる可能性が高くなる。大人になって（20～30代ごろから）股関節が傷む場合整形外科でレントゲンをとってもらうなど、医師への相談が望ましい。

産まれ順と成功者の研究　池田清彦先生(生物)

真ん中っ子は、将来 最も成功する。

ビル・ゲイツは真ん中っ子。ベンチャー・学者は真ん中っ子が多い。真ん中っ子は、第一子と末っ子に挟まれて色々言われるため、理論武装する子に育つ&コミュニケーション能力も高まる。

第一子→親の過保護で神経質になる。
末っ子はわがままになる。

産まれ順と人気の研究　牛窪恵先生（マーケティング）

南カリフォルニア大学の研究でクラス内での人気と出生順位の関係性を調査。

• 圧倒的に１番人気なのは末っ子。
• ２番目が真ん中っ子。
• 最も不人気なのが長男長女。

第一子は頑固で神経質で柔軟性がない傾向→不人気でモテない

産まれ順と第一子の職業の研究　澤口俊之先生（脳科学）

• アメリカの宇宙飛行士の91％（23人中21人）が第一子
• アメリカの歴代大統領の53％（43人中23人）が第一子
• ハーバード大学の学生の75～80％が第一子

モテないから勉強する！？

女性の第一子の成功がめざましい？　磯崎三喜年先生（兄弟姉妹評論家）

磯崎三喜年先生：社会心理学や兄弟姉妹構成における行動や性格を研究するスペシャリスト

ヒラリー・クリントンは第一子。（アメリカの大統領に近いと言われている）日本では宇宙飛行士の向井千秋さん。女性の第一子は、ハイレベルなポジションを目標とする&真面目な傾向がある。

兄弟構成と性格の研究　植木理恵先生（心理）

兄弟構成によっても性格が変化する。異性がいる兄弟と同性ばかりの兄弟では、特に社会に対する援助行動に違いがある。

カーネギーメロン大学が、男兄弟ばかりの男性を対象に心拍数を測りながら、目の前で女性の実験者が倒れるという実験では男兄弟ばかりの方が、心拍数がドキドキした。男兄弟ばかりの人は女性に優しい。

心理学の鉄則＝人は分かっていないものに人は優しくなる。

姉や妹がいる男性は異性と普段から接しているためあまり優しく扱わない。女性ばかりの姉妹も男性に優しい傾向がある。

産まれ順とゲイ・睾丸がんの研究　亀井眞樹先生（統合医療）

ゲイになる可能性が高いのは、兄のいる末っ子男性。兄が増える毎にゲイになる可能性が33％増加する。

生物学的な要因で、母の胎内に原因がある。性別を決める遺伝子が作るタンパク質（HY抗原）は、男性のY染色体の上にしかなく、女性は持っていない。男の子が宿るとHY抗原を異物と勘違いしてしまうリスクがあり、何人も妊娠を重ねているうちに、それに攻撃する抗体を作ってしまう。何人目かの男の子の末っ子は、ゲイになるリスクが高まる。

同じように胎内でリスクが高まる病気が、男性の睾丸がん。第一子ほど睾丸がんになりやすい。初産のストレスでエストロゲンのレベルが増加し、長男の睾丸がんのリスクが高まる。母親が出産を何度か経験すると、リスクは低下する。

産まれ順と買い物時間の研究　磯崎三喜年先生（兄弟姉妹評論家）

イタリアの心理学者の研究で商品を前にして選ぶまでの時間と選んだ物を調査。

• 第一子と真ん中っ子は、時間をかけてオーソドックス（無難）な物を買う。
• 一人っ子と末っ子は、買い物が早く 変わった物を買う。

真ん中っ子の性格　澤口俊之先生（脳科学）

真ん中っ子は、独特。ギャンブル好きで、危ないことを平気でする怖いもの知らず。理由は不明。

一人っ子の性格　植木理恵先生（心理）

WHOのデータ→一人っ子が増えている。（特にイタリア・ドイツ）

一人っ子は、腹の中に持っている闘争心が最も強い。

イエール大学が子供にパズルを解かせる実験を行ったところ、一人っ子は、「あの子だけには負けない・・・」などぶつぶつと独り言を言いながら課題を解いていた。一人っ子は、お父さんお母さん自分という家族構成で同世代の家族がいないため、共有感が少ないく、自分自身を鼓舞する。

兄弟がいる子の研究　池田清彦先生（生物）

一人っ子より兄弟がいる子の方がわがまま。

８歳ぐらいで平等主義が分かる。

子どもにおやつを２つ与える実験で、一人っ子の方が他の子にあげる率が高い。

• 兄弟がいると競争が激しくモノを確保したがる。
• 一人っ子の方が物欲が弱い傾向。

産まれ順と長生きの研究　磯崎三喜年先生（兄弟姉妹評論家）

第一子は、最も長生きする。

ベルギーで約500人を対象に調査したところ、男女ともに第一子が最も長生きだった。（第二子男性の死亡リスクは第一子に比べ約2.4倍・第三子男性の死亡リスクは約1.7倍）

第一子が長寿の理由は、親から大事に育てられるため、教育年数が長いため社会的地位も高いため安心した生活を送りやすい。

産まれ順と転倒骨折　戸田佳孝先生(ひざ関節)

第一子は転倒骨折しやすい。

第一子は、第二子、第三子に比べて肥満度が高く、握力や肘を曲げる筋力が低い。握力が弱いと転倒しやすく骨折の危険性も高まる。

産まれ順と肥満の研究　牛窪恵先生（マーケティング）

女性の第一子は、次女よりも40％も太りやすい。

ニュージーランド オークランド大学の調査で出生時、長女は次女よりも体重は軽いが、成人になった時の長女のBMI値は2.4％高く、肥満リスクは40％も高かった。

第一子は、母の胎盤の血管が細いため生まれるときは軽いが、その後、栄養を摂ろうとするので脂質を溜めようと太るのではないかと考えられている。

産まれ順と疲労の研究　澤口俊之先生（脳科学）

第ニ子は慢性疲労症候群が多い。

まとめ

• 第一子：人に気を遣い、神経質なタイプが多い。最もIQが高い。高齢になると転倒骨折しやすい。宇宙飛行士・大統領・ハーバード大学学生に多い。ハイレベルなポジションを目標とし真面目（女）。睾丸がんになりやすい。（男）時間をかけて無難な物を買う。最も長生きする。転倒骨折しやすい。次女よりも40％も太りやすい（女）。
• 第ニ子：慢性疲労症候群が多い。
• 真ん中っ子：ベンチャー・学者が多く最も成功しやすい。時間をかけて無難な物を買う。ギャンブル好きで、危ないことを平気でする怖いもの知らず。
• 末っ子：圧倒的にモテる。買い物が早く 変わった物を買う。
• 一人っ子：買い物が早く 変わった物を買う。腹の中に持っている闘争心が最も強い。物欲が弱い。
• 男兄弟のみ・女兄弟のみ：異性に優しい。兄のいる末っ子男性はゲイが多い。

気づき

２人目出産の際に周りから「とにかく、上の子を可愛がりなさい！」と言われましたが、科学的研究でもその通りなんですね。長女は現在４歳ですが、すでに神経質で気を遣ってます(・・;)ヘタな占いより、当たる・・・！？♪