嫌なことを忘れる幸せ脳科学(山本尚ほんまでっか初登場回)

ホンマでっかTV カラダから幸せになる方法 11月21日放送内容をまとめました♡

脳科学や心理学などで実際に証明されている「幸せ・健康になる方法」は意外と簡単であることに驚きました(o^^o)

幸せは自分で作り出せますよー!

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カレーを食べると嫌な記憶が消える!?

嫌な記憶を消す方法と書いた画像
アメリカの新聞「ハフィントン・ポスト」よりカレーを食べると嫌な記憶を消せるとの情報が!

生物学 池田先生より

ニューヨーク州立大学でラットの実験(人間ではない)で、カレーのスパイスの中のクルクミンが嫌な記憶を消す働きがあるかもしれないと分かった。

特定の音を聞かせて怯えるようにラットを訓練をした後、クルクミンをあげるラットとあげないラットを分けた場合にクルクミンをあげたラットは嫌な音を聞かせても怯えなかった。

ただし実験は悪い記憶だったが、いい記憶も消える場合もあるかもしれない。

脳科学 澤口先生より

近年、嫌な研究だけを消す研究(PTSD患者の嫌な記憶だけを消して治療する研究)が進んでいる!

生物学 池田先生より

嫌なことがあった時に自然とカレーを食べたくなるというデータがある。

心理学 植木先生より

嫌な記憶も楽しい記憶も普通の記憶(国語や算数)も忘却曲線と言ってなだらかに忘れていくもの。

しばらく潜伏期間があって忘れられない。あるときから少し忘れ、また忘れない。という風に階段状に忘れていくのがPTSDの忘れ方と言われている。

上手に階段状に辛い気持ち(大きな失恋・大きな別離体験)をキレイに忘れていくために3つの群を比べた実験がある。

  1. カウンセラーと話す
  2. 薬を飲む
  3. 同じ経験をした仲間と話をする

ダントツで同じ体験をした仲間と話をした群がキレイに忘却曲線が落ちていくことが分かった。

人間のカラダの不思議・新常識

環境評論家 池田先生より

今まではコレステロールの量は多いといけないと言われていたが、今年の5月1日(2015年)に全面的に転換して「(個人差はあるが)コレステロールの量は少し多めがいい」という風に変わった。

コレステロールの量を抑えようとコレステロールの多い食品(卵・脂)を控えても実は全く体のコレステロールの量と関係がない。

体内で必要なコレステロール量が100だとすると体内で80合成。
食事から影響されるのは20程度。

食事のコレステロールの摂取を10減らして90にしても、体がもっと作らなければいけないと体内で合成する量を増やし合計で100になるようにするため結局食事のコレステロールの量を減らしても同じ。

すごく覚えておいて欲しいのは、コレステロールは食物で変わらないということ。

分子技術 山本 尚先生(初登場)より

科学の学者の世界のランキングで世界1位の先生!
日本化学会の時期会長。

コレステロールの話のように、人間のカラダはすごく良くできている。

変な知識で色々なことを考えないほうがいい。

美味しいもの・いろんなものを食べると勝手に体の中で調節してくれる。

嫌いなものは残していい。

人のカラダの中には4000以上の酵素がある。
多種の酵素を生成するために色んなものを食べたほうがいい。

人間のカラダはとても精巧に作られていて、科学の力ではとてもマネできない。

カラダの本当のことが分かるのは100年くらいかかるのではないか。

生物 池田先生より

体に何が合うかは個人差がある。
→体の反応を確認することが大切

一般的な平均ではなく、一度試してみて体の調子の良し悪しを測っていくといい。

お酒も合う人と合わない人がいる。

生まれた時の遺伝子の状態で恐らく最長寿命が決まっている可能性がある。

変なことやストレスを抱えたりするとどんどん短くなるが、それでも100年も生きた人はうまく生きた人。

幸せに長生きするための秘訣

経済評論家 門倉先生より

入院中お見舞いに来る友人が2人以上だと長生きできる可能性がある。

経済学の世界では職場の上司などに特別扱いされるなど注目されるとやる気が上がり作業効率が向上したという効果があることが知られている→ホーソン効果

ホーソン効果は寿命にも影響すると分かっていて、イスラエルのテルアヴィヴ大学が、20年間に渡って820人を追跡調査すると職場で注目されなかった人は、注目された人に比べて死亡率が2.4倍も上がった。

さらに心筋梗塞の治療を受けた人を対象にお見舞いに来てくれた人の数と6ヶ月以内の死亡率を調査するとお見舞いに来てくれなかった人は70%死亡していた。2人以上お見舞いに来た人の死亡率は26%の死亡率。

心理学 植木先生より

【ホーソン効果の補足】

ホーソンという工場でどうやったら労働者の意欲が上がるかという実験を行った時、職場の環境を温度をちょうどよくしたり明るくしたり何が一番良いかいろいろ試したが何をやってもダメだった。

そんな時ある工場で「それを心理学者が観察していますよ」とお知らせした所やる気があがった。

どんな劣悪な職場環境や賃金であろうと誰かが見ていますよという郡はよく働こう・頑張ろうという気持ちになる。

これがホーソン効果で、注目されると元気がでるという理由。

ガンにならない体を作るには!?

分子技術 山本先生より

赤ワインを飲めばガンになる確率が少し落ちる!

赤ワインを飲むと血管型の病気にあまりならないのはポリフェノールの影響だと言われていたが、実はさらに「レスベラトロール」といういい成分が入ってたことが分かった。

同じ遺伝子を持つ双子なのに、片方だけガンなるに子がいるという理由がわからなかったが、遺伝子だけでなく次の段階(エピジェネティクス)に関わっていて「レスベラトロール」を使うとエピジェネティクスが活性されて細胞のガン化抑制効果がある。

現在、レスベラトロールという一番シンプルな化合物を素材にして新薬を作ることに欧米が盛んになっている。

環境 武田先生より

ガンの最先端研究で、昔は発がん物質があると言われていたが、最先端では「辛い思いをしないこと」が大切だと言われている。

「頑張るや寝ない=辛い」ではない。

本人が辛いと思うかが重要。

辛いと思う気持ちが引き金となりがん細胞が増殖しやすくなる。

心理的なものが大きくガンと関わってくるが、現代社会は複雑だから辛いことから逃げられないことがある。

それでもお医者さんは「思い切って逃げろ」と言っていた。

辛いことから逃げることが人間の正しい生き方。

自分の価値を認め、自信を持つには!?

脳科学 澤口先生より

自分の人生に価値がある、意味があると思うだけで7年以上長生きする。

2011年の論文は夢を持っていると7.1年長生きするという。

価値が見いだせない人は、自分の人生には意味がある、価値があると繰り返し思い込めば良い。

思い込み効果。

医療 おおたわ先生より

価値があるかどうかは教えてもらわないと急には自分の価値を認めることはできない。

子供の頃から教えていかなくてはいけない。

イギリスでは「ありがとう日記」をつけることを勧めている。

1日の終わりに悪いことを思い出すのではなく感謝の気持ちを思い出すことが重要。1つだけでもいい。

落し物を拾ってもらったありがとう、お母さんのご飯がおいしかったありがとうなどなんでもいい。

ありがとう日記をつけることで自分の人生に肯定的な物の考え方をする人間に育つことが注目されている。

幸せは伝染する!

脳科学 澤口先生より

感謝の気持ちを持つことももちろん良いが、幸せな方と一緒にいるといいというのが最近わかっている。

汗のニオイで媒介される。

幸せな方が集まっているところにいったり幸せな方とつるむとニオイいで媒介されるので幸せになっていく。

感謝の気持ちを持っている人は幸福感が強いので、たまに感謝の気持ちが強い人と会えば自分も幸福になる。

嫌な気持ちも伝わるので注意。

心理学 植木先生より

楽観的な気持ちや悲観的な気持ちは遺伝子レベルで説明できるということがオックスフォードの研究でわかっている。

遺伝子と関係なく285名の大学生にヘビとかわいい子犬・青空と雨・死体と赤ちゃんなど良い光景と悪い光景をパッパッとランダムに見せる実験をしたとき、良いものを見るか悪いものを見るか640回繰り返すと傾向がわかってくる。

楽観的な人 → 良い光景ばかり注視 → いいものを探しているということが分かった

悲観的な人 → 悪い光景ばかり注視 → 悪いものを探しているということが分かった

さらに研究者が悲観的なグループに8ヶ月いいものだけを見させるトレーニングをするとかなり改善された。

性格テストやストレスホルモン値をはかると実際に楽観的思考者に変わっていた。

楽観性、悲観性というのはトレーニングできる。

しかも注視対象によって変えられる!

人の欠点ばかり見ている人は、トレーニングすれば随分人生が変わる。

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