衝動買いがどうしてもやめられない。いつも家計が赤字だ。そんな方は必見です(o^^o)
自分で選んで買っていたつもりが、知らないうちに勝手に商品に手が伸び買わされていた!?マーケティングテクニックから、驚きの節約技まで盛りだくさんのホンマでっかtv2017年2月15日の放送内容をまとめました!
生理周期で無駄遣いが増える!買い物の落とし穴
生理周期のどのタイミングが無駄遣いしやすいのかは、番組では「生理周期のある時期」ヒミツのようでした。ただ、調べたら「いつ無駄遣いするのか」分かりましたので、最後までご覧ください。
エコバッグを持つ自分の意識に注意 植木理恵先生(心理)
エコバッグを使うとジャンクフードに手が伸びやすい
クレジットカードの会社に協力してもらった実験:エコバッグの家族とレジ袋の家族でどういう風に買い物の仕方が違うか調査したところ、エコバッグの家族のほうが33%も多くジャンクフードを購入していた。
心理学的には当然のこと。
人間の一般心理として、モラルのライセンスを獲得した(良いことをした)という気持ちを1回持つと、その後帳消しにしたいという心理が潜在的に誰の心にもある。
人助けをしたなど、昔の善行を思い出すと社会的な貢献や協力を差し控える傾向がある。
私は良い事をしたというライセンスを持ちすぎると、その後の行動に要注意。
バランスセオリー 澤口俊之先生(脳科学)
脳科学:バランスセオリー(あることをすると、逆の行動をしたくなる)
チャリティでお金を使うと自分で高価な物を買う。(善意の気持ちが出ると罪悪感が少なくなる傾向がある)
良い事をすると悪いことをしたくなるというのが人間の心理。
徳を積んだお坊さんをうかつに信じるな?
トイレはマーケットプレイス 渡辺広明先生(流通)
ストッキングの履き替え台をコンビニのトイレに設置すると3.6倍売り上げが上がる。
参考商品 コンビウィズ株式会社 CombiチェンジングボードCB13
トイレは商品の宣伝場所になる。実際に使用するもの(清涼水・ハンドクリーム・せっけんなど)を置いておくとまた買いたくなる。関連購買につなげる。
サクラの最適な人数 植木理恵先生(心理)
1950年からサクラを使った商品は売れると言われており、研究をもっと絞ってやってみるとサクラの最適な人数が4人と分かった。
サクラが多すぎると懐疑真が生まれ、逆に買わなくなる。
肯定的な人と、否定的な人がいると信憑性があがる。
3~4人が揺るがない態度で意見を言うと、周りの人は「自分の考えは浅いかもしれない・・・」と会社の会議で通りやすい。
ネットショッピングで物価が上がる 原田曜平先生(若者文化)
オンラインショッピングをどんどんやると物の値段が上がってしまう。
[現状]ネット購入の影響で物流が増加→トラック運転手が人手不足状態
[今後]若者の人口減少などの問題で長距離トラックの運転手が高齢化
[問題]その影響で今後運送の遅延や商品の物価上昇の可能性
アマゾンプライムなどの実際は・・・長距離の中継輸送(複数の運転手で分担し運搬)しているほど大変な状況
夫の預かり所設置で売上アップ 門倉貴史先生(経済)
2016年10月の終わりごろ、中国の上海のショッピングモールで夫を預かってくれるサービスが登場。託児所のように夫預かり所が出来た。
夫の約70%が妻の買い物に付き合うと飽きてイライラすると回答している。
3階に夫預かり所があり、イス・テレビ・マッサージチェア・冷蔵庫・飲食もできる。夫預かり所設置で夫婦での買い物客が増加し売り上げも上昇。
女性と男性のお金の使い方 澤口俊之先生(脳科学)
女性は生理の周期のある時期に買い物に対する快感がより増える。生理周期のある時期はお金を使う喜びを感じる脳の部位が活性化するタイミング。
アメリカのデータでが男性と女性では男性のほうが衝動買いが多い。男性は買い物で一気にお金を使い、ストレス解消させる場合も。
生涯の衝動買いで使う金額は11万4293ドル(約1300万円)。約90%の人間は衝動買いをする傾向がある。
ショッピングセンターの駐車代の節約技 和田由貴先生(節約)
いきなりお買いものをせずに、商品券を買えば駐車代(〇〇〇円以上お買いものすれば駐車代無料などの場合)を節約できる。
6000円以上お買いものしたら駐車料金無料の場合
- お買いものの前に商品券を3000円分買う→3000円分のレシート
- 買った商品券で3000円お買いもの→3000円分のレシート
合計6000円
今これが1番売れていますに注意 植木理恵先生(心理)
電気スタンドを買うか買わないかという実験で「今これがオススメ!」と書いた群と「今これが1番売れています」と書いた群では約80%以上の人が「今これが売れています」を選ぶ。
潜在的に他者の意見に同調してしまう傾向がある。(同調効果)
青い光を見る実験:まったく動かない青い光が「0.4ミリ動いた」と他の人が嘘の報告をした後、もう1度見ると0.4ミリ動いていると脳が認識する。
無意識の間に勝手に心が同調する。
多数が支持する商品は同調効果で良く見えてしまい、そこに無意識に手が伸びるというメカニズムがある。
「今売れています」「受賞した商品」を購入する際は1度考えた方がいい。
高級店でぞんざいな扱いを受けたら注意 池田清彦先生(生物)
高級店で店員にぞんざいに扱われた方がその店で買いたくなるという研究がコロンビア大学である。お金を持ってないと思われたくないとプライドで腹が立ち購入する。
植木理恵先生(心理)
ワインに詳しい客にはぞんざいに高飛車に説明すると買う。「酸味があって苦手と素人の方は言われますが、そのハーモニーを楽しめる人もいます」と逆の考えさせることを言うと買う
ワインに詳しくない客には「これがいいです」「これがコスパが高いです」とズバっと断言すると買う
お客さんの知識によって説明することを変えると良い。
こだわりの強い客ほど店員と長話する→上流意識が高められて購入
店員と長話して購入した商品は良い物に違いないと自分で言い聞かせるため、後々のクレームもない
和田由貴先生(節約)
小間切れ肉は肉を成形する際にでる切れ端を細かく切って混ぜ合わせたもので、安い肉の部位(豚肩肉・牛外もも肉など)の切り落としが入っている。
ただし、スーパーの高級肉の特売日→小間切れ肉に高級肉が入っている可能性が高い。高級肉が安い時は小間切れ肉が買い時。
まとめ
- エコバッグの家族のほうが33%も多くジャンクフードを購入
- バランスセオリー(あることをすると、逆の行動をしたくなる)。良い事をしたというライセンスを持ちすぎると、その後の行動に要注意
- トイレは商品の宣伝場所
- サクラの最適な人数が4人
- 肯定的な人と、否定的な人がいると信憑性があがる。
- オンラインショッピングをする人が増えて、今後運送の遅延や商品の物価上昇の可能性
- 夫預かり所設置で夫婦での買い物客が増加
- 女性の生理周期のある時期はお金を使う喜びを感じる脳の部位が活性化する
- 男性のほうが衝動買いが多い。
- 生涯の衝動買いで使う金額は11万4293ドル(約1300万円)
- 約90%の人間は衝動買いをする
- ショッピングセンターでいきなりお買いものをせずに、商品券を買えば駐車代の節約に
- 約80%以上の人が「おすすめ」よりも「今これが売れています」を選ぶ。
- 潜在的に他者の意見に同調してしまう傾向がある。(同調効果)
- 「今売れています」「受賞した商品」を購入する際は1度考えた方がいい。
- 高級店で店員にぞんざいに扱われた方がその店で買いたくなる
- 詳しい客:考えさせることを言う、詳しくない客:断言すると買う。お客さんの知識によって説明することを変える
- こだわりの強い客ほど店員と長話する→上流意識が高められて購入
- 店員と長話して購入した商品は良い物に違いないと自分で言い聞かせるため、後々のクレームもない
- 高級肉が安い時は小間切れ肉が買い時。
気づき
お買い物リストを作ってそれ以外買わない、欲しいものは3ヶ月考えてまだ欲しいか考える、ライフプランを考える、自分のお金の使い方を考える、予算を考えるなどなど「考えておき、実行すること」をしないと、潜在意識レベルで買っちゃうのです〜(´ェ`;)三(;´ェ`)
衝動買いしやすい女性の生理周期の「ある時期」とは、生理14日前〜排卵日までのようです〜!長っ( ꒪⌓꒪)半月も!
衝動買いしたくなるようにインプットされているのに、逆らって衝動買いを無くそうとするのは難しいし苦しい。
だまされるのは嫌だから買わない!・・・ではなく、お金を何と交換したいか先に考えておき、予算を立てたり積み立てて妄想しておく!そうすることで、衝動が襲ってきた時ぐっと踏みとどまれるのではないかなと感じました。
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