私は雪の降る地域に住んでいますので、小さいころから雪道の事故はよく見ていましたし、私も経験があります。
もし、どうしても雪道を運転する場合気を付けてほしいポイントをお伝えします。
可能なかぎり電車・新幹線・飛行機を利用してください。雪ですぐ運行中止になるのはそれだけ雪が「危険」ということです。寒い中待たされると嫌な気持ちになりますが、命よりも大切なものはありません。大雪が降る中で、新幹線は料金が高いからと深夜バスを選ぶなんてもっての他ですよ。安さより、安全を選ぶようにしてくださいね。節約とは無駄なものにお金をかけないことです。できるだけ安全な移動手段を選ぶことは必要なことで節約すべきところじゃないです!
雪道を運転する時に注意しなければいけないポイント
スタッドレスタイヤをはいていても滑る。
私が一番伝えたいことはスタッドレスタイヤをはいていても車は滑るということ。スタッドレスタイヤは滑りにくいだけ。CMのようにキュッと車が止まると思ったら大間違いです。
すべりやすい状況で運転をしない
特に滑りやすい状況は、早朝・深夜の雪が氷に変わっているとき、みぞれのような水分が多い雪が降り始めた時です。
ふわふわの雪は滑りにくいですが、水分が含んだべちょべちょした雪は滑りやすく・凍りやすいですので注意!
滑りやすい場所は特に注意を。
トンネルに入る瞬間・トンネルを出る瞬間・カーブ・信号で止まる時・「わだち」からそれようとする時は特に注意してください。
※わだちとは、車が通った時にできるタイヤの跡のことです。
よくある雪の事故
- 赤信号で止まれず衝突
- カーブで曲がりきれず衝突
- トンネルを抜ける時に滑って衝突
- 工事や木が倒れていたり、事故車を避けようと「わだち」を抜ける際に滑って衝突
- 雪にタイヤがハマって動けなくなる
滑ってしまった時の対処
雪国の人は合言葉のように知っていると思います。
もしも車が滑ってしまったら、アクセルもブレーキも踏まずに、ハンドルをまっすぐに戻し(または滑った方向にハンドルを切る←いざ滑った時ここまでできる心の余裕はあまりないです)余計なことをしない。
ブレーキを踏むと余計滑ります。滑ったらアクセル・ブレーキから足を離す。滑り始めた段階でもうコントロール不能な状態なので、そのまま滑りきった方が被害が少なく済むことが多いです。あとはぶつからないことをひたすら念じるしかないです。
滑った後より滑らないようにすることが最重要。(スピードを出さない、信号やカーブのかなり手前からポンピングブレーキでスピードを落とす、トンネルは雪が降っていないからと言ってスピードを出さない、わだちに沿って運転する、そもそも車にのらないなど。)
スコップや除雪ブラシ、軍手を車に積んでおき、すべての雪を落として窓ガラスの曇りが無くなってから発進させてくださいね。
まとめ
雪道の運転は絶対甘く見てはいけません!雪国の観光地付近では県外ナンバーの車がよく事故に合っていて、その事故車を避けるためにまた事故が起きることが多々あります・・・。1度滑り始めるとハンドル操作もブレーキも意味がなくなります。
私も仕事帰りにトンネルを抜ける時スピンして、ぐるぐる回り続け、道路の側面に積んであった除雪後の雪の壁にぶつかって止まった経験があります。対向車も歩行者もおらず、ぶつかったのが雪の壁だったため被害はありませんでしたが、最悪の事態も十分起こりうる状況でした。
雪に慣れていても滑る時は滑る、これが雪道です。
どうしても雪道を運転したい場合はスピードを上げないこと。どんな運転技術も自然の前では無意味です。人の命より大切なものはありません☆
充分お気をつけください(o^^o)
北海道・北東北の主要5都市で装着率No.1、タクシードライバー10人に7人がスタッドレスタイヤは「ブリザック」を使っているそうですよ。
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