家計簿で困る5つの大きな壁
家計簿をつけ始める時に困るのは、
- 水道光熱費やクレジットカードの使用月と支払月のズレ・記入のタイミング
例:1月分の家計簿をつける場合、1月で使った水道光熱費は、2月に銀行口座引き落としになります。(クレジットカード払いなら3月に引き落とし)1月の家計簿には1月に使った水道光熱費を書くのか、引き落とされた分の水道光熱費を書くのかどちら? - ポイント・商品券類の記録はどうするか
- 1日始まりか給料日始まりか
- 項目の分け方・予算はいくらにするか
- 預金残高と家計簿の金額が合わない
上記の5つの問題で悩むことになりやすいです。
家計簿の目的・軸を決めれば迷わない♪
家計簿の目的は毎月の貯蓄額と経費の把握です!大切なのは同じ方法を続けること。どちらか自分が楽だなと思う方法、続けられそうだなと思う方法に統一するといいですよ♡
途中で家計簿のやり方を変えてしまうと、比較することが難しくなってしまいます。何を比較したいのか、なぜ家計簿を書こうと思ったのか考えて、その目的に合ったやり方をしましょう!
また、最初に細かくルールを決めてしまうと、比較するために今後もずっとそのルールを守り続けていかなければいけなくなってしまいます。続ける家計簿のコツは、最初から決めすぎないということです。
- 1人暮らしを始めたしそろそろお金の流れを把握したい → 預金残高を軸に、お金が貯まっているか確認するための家計簿をつける
- いつも何にどれだけ使っているのか把握したい → 食費・日用品・レジャーなど大きな項目別に記録をとったり、袋わけ・レシート保存してみる
- 将来が不安 → 家計簿つけを早く終わらせて、計画・予想・積立を開始
- 結婚資金を貯めたい → 美容費多めにとりつつ貯金も妥協しない
などなど「家計簿をつけたい」と思った動機や家計簿付けにあてる事のできる時間などによってやり方は多種多様です!
なんで家計簿をつけようと思ったんだっけ?と思い返して、家計簿の1ページ目やノートに大きく書いておくと迷った時に軌道修正できます。たとえ家計簿の方法ががらっと変わっても、記帳さえしっかりしていれば、預金残高(真実)はどういう方法を使って記録しても変わりませんから大丈夫です♡
おすすめの家計簿つけルール
- 水道光熱費やクレジットカードの使用月と支払月のズレ・記入のタイミング → 引き落とし月(支払月)を基準にして家計簿をつける。理由は水道光熱費・クレジットカード・携帯料金などそれぞれ締め日が違っていて、使用日を基準にすると結局何月分なのか分かりづらいからです。(例えば締日20日、翌月10日払いなど末締めでない場合も多い)
水道光熱費を何月に使いすぎたのか把握したい場合は、別で記録するか、電力会社の1年間の電気の使用量・おすすめプランなどが見れる無料WEBサービスに登録してみてください。契約変更などすぐ見直しをかけることもできます。
参考 東京電力「くらしTEPCO」 - ポイント類・商品券などの記録はどうするか → 家計簿は「今あるお金」重視。電子マネーならチャージした時・使った時など「お金が動いた日」に記録します。頂いた商品券は臨時的なものなので、家計簿にはつけず、やりくり費のボーナスとして使っちゃいます。
- 1日始まりか給料日始まりか → 共働きする予定がないなら給料日始まりのほうが分かりやすいです。収入が2つ以上ある場合は1日始まりで♪
- 項目の分け方 → やりくり費は1つだけにします。(食費・日用品・レジャーなど)各項目に幅を持たせないと、新しいことを試してみたい場合(まとめ買いで作り置き・大容量商品購入など)細かいルールがネックになってしまいます。まるごと生活費(1か月を週ごとに分けて予算を組む)としてしまうほうが、自由度が高く、制限も出来ているので私は楽しめています。
- 預金残高と家計簿の金額が合わない → 今あるお金重視で、預金残高に合わせる・追跡していくことをおすすめします☆
大切なのはどんなお金の使い方が心地よいか知ることです。お金の醍醐味はたくさん持つことではなく、「何と交換するか」ですから♪
幸せの反対は不幸ではなく、退屈だそうです。予算は自分の物欲を縛って中途半端でたいくつな支出をするためにあるのではなく、自分のお給料サイズで有意義に楽しむためにあるのですー!
全てを把握しよう、完璧に記入しようと思うととても大変です。だって計画は崩れるものだし、予想もしていなかったことが日々どんどん起こります。そして何より、情報の集めすぎで必要な情報がなんなのか分からなくなる、家計簿を書くこと自体が目的にすり替わってしまう恐れがあります。。。
計画が崩れる事=自分の考えを超える新しい発見=楽しいことと思えるようになると本当に家計簿って楽しいですよ。
予算オーバー・計画になかったハプニングは挫折ではなくて、家計簿をつけたり・予算を組まなかったら発見できなかった成長の証です♡
口角あげて、にんまり楽しんでいきましょう☆
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