2016年5月18日ホンマでっかTV「遺産は残す方が得?」特集をまとめました♡
遺産は残す・全部使う どちらが得?
自分が死ぬ前に家族に残す?全部使う?
- 家族に残す派:さんま・吉田・小杉・藤本・鈴木・羽野
- 全部使い切る派:マツコ・島崎
全部使う方が得 堀井亜生先生(法律)
家族に残す派は幸せに死ぬことが出来ない。お金を残しすぎると生前・死後に親族間で無用なトラブルが生じる。
ご老人の囲い込み(亡くなる前に誰が介護するか奪い合いをする):介護で親の口座を管理→勝手に現金を移動→遺産ゼロに。
生前に遺言を作りあう合戦(法律上後に作った遺言のほうが有効。):どの遺言が有効かを巡って親族間で裁判にまで発展。
争いが生じると家族は断裂するため生前に全部使うほうが良い。
家族に残す方が得 杉浦義典先生(異常心理)
お金には心の傷を癒す効果がある。人は良い出来事にはすぐ慣れてしまうが、悲しい出来事を受け入れるには多大な時間がかかる傾向がある。
最近スウェーデンで行われた研究で重度のうつ病・不安症患者に月7000円を9ヵ月間援助した。結果、それだけで症状が改善した。人付き合いや外出の機会が増えることで、活動性が上がる事で症状が改善したとみられる。人は落ち込んでいる時、孤立するほど余計にヒドくなる。
わずかな額というのが良い。1億もらっても、最初は驚くが、数週間で当たり前の感覚になる。→人は良い事にはすぐ慣れてしまう
家族に残す方が得 中野信子先生(脳科学)
家族に残そうと考える人のほうが高収入を得やすい。
マショマロ実験という4歳児の目の前にお菓子を用意しておいて「15分間席を外すので、食べたくなったらチンベルを鳴らして食べていいよ、我慢したらもう一皿あげるよ」とこどもの我慢強さを調べる有名な実験で、7割は食べ、3割は我慢した。
我慢できた子の将来を調べると40年後の44歳時点の年収が高い。さらには、18歳時点の成績も高いことが分かった。
先の事を考えて今を我慢できる能力が高年収・好成績の原因。
全部使う方が得 門倉貴史先生(経済)
世界でも日本人だけが無駄に貯金をしている。
金融資産で貯金に回す割合:アメリカ→13.7% ヨーロッパ→34.4% 日本→51.8%
アンケート調査によると日本人の8割明確な目的無く念の為に貯金をしているとの結果がでた。現在70歳以上(2人以上の世帯)の平均貯蓄額は2000万円以上で多くのお金を残したまま亡くなってしまう。
満足感の高いお金の使い方 杉浦義典先生(異常心理)
同じお金でも、自分のためより人のために使った方が満足感が高い。
遺産は残す?残さない?まとめ
- お金を残しすぎると生前・死後に親族間で無用なトラブルが生じる。
- お金には心の傷を癒す効果がある。
- 1億もらっても、最初は驚くが、数週間で当たり前の感覚になる。→人は良い事にはすぐ慣れてしまう
- 家族に残そうと先の事を考えて今を我慢できる人のほうが高収入を得やすい。
- 世界でも日本人だけが無駄に貯金をしている。
- 同じお金でも、自分のためより人のために使った方が満足感が高い。
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