家計のアドバイスをしている人によって「家計簿をつけなくても貯まる」「家計簿をつけた方がいい」と全く逆の意見があり、結局家計簿どうすればいいの?そもそも何でつけないといけないの?と悩むことはありませんか?
家計簿はどんなに細かく完璧につけても、それだけでは全く意味がなく、単なる日記です。
「時間管理のマトリックス」を家計に当てはめてみると家計簿の意味が分かってきますよ♡
家計簿こそ時短せよ☆時間を大切にする人はお金が貯まる
ただやみくもに毎日の生活費の収支をつけても、大きな節約効果は得られません。
部分的な数字やお財布の中のお金のやりとりだけを見るのではなく、自分の人生全体を見て、「やりたいこと・やりたくないこと」「目標・目的」をはっきりさせて初めて家計簿の本当の効果があらわれます。
家計簿は重要度も緊急度も高い部分にあると思います。お金は増えれば増えた分、幸せと交換できるチャンスも増えますから、まずは現状を把握することは大切ですよね(o^^o)
でも、現状把握(家計簿)だけで終わらせてはいけません!家計簿をつける事が人生で果たすべき目的なら良いですが、もっと別のことにエネルギーを注ぎたいなら、家計簿はどんどん効率化していってください。
従来の家計簿の方法だとやることもルールも多すぎて、把握するまでに時間がかかりすぎます。
下記の図のように、Aの部分(緊急性高・重要性高)が多すぎると、一時的な充実感はあるけどストレスが溜まり、反対にあるDの部分(緊急性低・重要性低)も増えてしまう傾向にあることが統計で分かっているそうです。つまり、家計簿をしっかり丁寧に完璧にやろうやろうとすればするほど、ストレス買いが増えるということです。
毎日やらなければいけないタスクに追われていると、緊張が解放される金曜日の夜などに反動がきちゃうのです!日々家計簿をつけることや切り詰める事で頭の中がいっぱいになっていると、1度セールなどで「今日は使ってヨシ」と決めたら必要以上にどーんと使っちゃいがちになるのです。経験あるなぁ。
もう一つ大切な性質は、Bの部分(緊急度低・重要度高)は放っておくとA(緊急度高・重要度高)の問題になるってこと。多くの人はAの部分が一番重要だと思っている。でも、実は人生を充実させるのはBの部分なのです!
今赤字家計にならないように気を付けるだけで精一杯だと、将来もっと大きな問題が起こった時大変ですよね。
節約の習慣(どうやって支出を抑えるかを知っておく)は大切だけど、収入が一定だと貯金額にも限界がある。だからAの家計簿を効率化して、Bの部分を少しずつコツコツ勉強・積み立て・計画・投資していくことが大切です。BがAに変わる前に先手を打っておくのです♪
私は家計簿をさっさと終わらせて、Bの部分用の勉強ノートを頑張って作るようにしています(o^^o)
参考記事
hanaの家計管理方法
家計簿の選び方
先手の打ちすぎにも注意
日本人が得意なBの「備え」部分ですが、Aの部分は充実感というメリットもあります。
老後など先の未来が不安で不安で仕方ない場合は、今緊急すぎる問題がない、最高に幸せな時だということ♡
入ったトイレにトイレットペーパーが無かったら最大のピンチですよね。そんな状況で老後が・・・人間関係が・・・と考える余裕なんてないはずです。起こってもいないことに振り回されすぎるのはもしかしたら「退屈」の合図かもしれません。
人生の最大のピンチは常に「今」起こっている問題。未来の問題はまったく考えなくていいわけではなく、今できる範囲で備えつつ、今リスクをとって悩みたい緊急な問題に変えちゃうことも必要かもしれませんね!(BをAに持ってきちゃう)
まとめ
家計簿の意味=現状把握
ザクザク貯める方法=現状把握を効率化させて早く終わらせ、節約貯金行動に一刻も早く移ること。
家計簿をつけるだけではお金は貯まりません。先回りして行動(積立・見直し)することでお金が貯まっていくんですよ♪
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