2016年5月11日ホンマでっかTV「ホンマでっか人生相談」の放送内容をまとめました。1つのことしか出来ない人は直す必要はなく、むしろ成功しやすいようですよー!
ゲスト:鈴木亮平
悩み1・集中するといつも失敗してしまう癖を直したい
- 電車に乗っていて、荷物を網棚に置いた時、網棚に置くと忘れる危険があるから絶対忘れないでおこうとすごく集中するけど、本を読むと本に集中が移ってしまい荷物を置いたまま電車から降りてしまう。年に4回くらい網棚に荷物を忘れる。
- カフェなどのトイレで財布が落ちると困るので、トイレットペーパーのフタに財布を置いて、本やスマホを見ていると、そのままおいてきてしまう。
- 電車で台本を読んでいると集中しすぎて、目の前や隣の人を相手役に見立ててしまい、よく逃げられる。
脳梁が狭いことが原因 池田清彦先生(生物)
1つのことしか出来ないのは、男の人の脳の典型的特徴。脳梁(左脳と右脳を結ぶ)が極端に狭いことからマルチタスク(複数の事を同時にすること)が苦手。
大失敗もしやすいが社会的には成功しやすい。
成功しやすい、ただし・・・ 澤口俊之先生(脳科学)
1つのことに集中することによって、他の情報を遮断できるので、成功しやすいが、人間関係が破たんしやすい。
他人と共感しにくい傾向がある。(相手が悲しい時、自分も悲しいという感覚が薄い、人が楽しんでいる時に自分も楽しいという感覚が薄い)共感ではなく、理詰めで考えて理解して演じるタイプの可能性がある。
達成感は最後に 谷木道哉先生(運動生理学評論家)
ズボンのチャックは先にボタンをとめると閉め忘れる。チャックを先にあげれば閉め忘れない。
やるべきことを工程の最後にする(達成感の保留)と忘れない
ATMは必ずお金が最後に出てくるように作られている。カードが最後だとカードを忘れてきてしまう。達成感のあるものを先にやってはダメ。
実は自分好き 植木理恵先生(心理)
ドジで失敗しちゃう自分、不思議ちゃんな自分が好きな人はすばらしい能力でだからこそ役者さんが出来る。悩みの体をした自己アピールが上手。本当に悩んでいる人は家に引きこもる。
◯◯◯人に1人の逸材 澤口俊之先生(脳科学)
2つのことを同時に出来ない人は1000人に1人くらいいる。
集中力が発揮できる場所 尾木直樹先生(教育)
テストなどは平常心で実力を発揮できるので、失敗しないタイプ。語学を習得するには優れている脳の可能性が高い。
脳の思考の限界 池田清彦先生(生物)
たまに失敗してしまうが、仕事も成功し、物事も成し遂げるのに最も適切な能力と性格。カバンなんてまた買えばいい。財布にお金をいれずポケットにそのまま入れればいい。
脳は約25Wでしか動作しないので必須の情報だけ処理するべき。あることを深く考えれば、他のことがおろそかになるのは当たり前。
注視の仕方 植木理恵先生(心理)
何に注目するか3歳・4歳ですでに違う。人間への注視がつよいタイプとモノへの注視がつよいタイプがいる。
例えば電車に乗った時、人間観察する人と、車両のフォルムなどに興味を持つ人がいる。脳をモノを見る事に使っているのか、人間を見る事に使っているのかの違い。
3・4歳で、ひとりで遊んでいる時に他の人が入ってくると黙ったり、手をとめる。空間は自分で独占してはいけない、シェアするものだと学ぶ傾向がある。→空間を読む頭の良い子
中には人が入ってきても集中して遊び続けられる子がいる。→一人で遊び続けられる頭の良い子
悩み2・2つのことを同時にできない
彼女と電話をしている途中でも、兄がテレビを付けた瞬間、テレビのほうに集中してしまい3分くらい見入ってしまうなど、2つのことが同時に出来ない。
マルチタスクができるようになる方法1 澤口俊之先生(脳科学)
マルチタスクが出来るようになるには、マルチリンガル(多言語を使用する事)になればいい。
脳の特定の場所だけを使い分散ができないタイプ。複数の言語を覚えると脳の使い方が変化し、2つの事も同時にできるようになる可能性が高い。
マルチタスクができるようになる方法2 谷木道哉先生(運動生理学評論家)
集中力を生かしてマルチタスクができるようになるには、スーパーセット(筋トレ2種目を休まず交互に行う)をすると良い。筋トレは集中するほど良い。
運動で切り替える癖をつけることで普段の行動も変わる可能性がある。
まとめ
- 1つのことしか出来ないのは、男の人の脳の典型で、脳梁(左脳と右脳を結ぶ)が極端に狭いことが原因。
- 1つのことに集中することによって、他の情報を遮断できるので、成功しやすいが、人間関係が破たんしやすい。他人と共感しにくい傾向がある。
- 達成感の保留(やるべきことを工程の最後にする)を意識すれば忘れない。
- ドシや不思議ちゃんである自分を人前で堂々と言える人は、悩みの体をした自己アピールが上手。
- 2つのことを同時に出来ない人は1000人に1人くらいいる。
- 集中力があるので、テストでは失敗しないタイプ。語学を習得するには優れている脳の可能性が高い。
- 脳は約25Wでしか動作しないので1つのことを深く考えると他のことがおろそかになるのは当たり前。
- 3・4歳ですでに、人に注視するタイプ(空間を読むのが上手)とモノに注視するタイプ(人を気にせず集中するのが上手)がいる。
- マルチタスクが出来るようになるには、多言語を使用すればいい。複数の言語を覚えると脳の使い方が変化し、2つの事も同時にできるようになる可能性が高い。
- 集中力を生かしてマルチタスクが出来るようになるには、2種類の筋トレを休まずスムーズに交互に行うと良い。運動で切り替える癖をつけることで普段の行動も変わる可能性がある。
気づき
1つのことに集中できる能力は成功するために必須!何に集中すべきかしっかり考えておき、短所も長所に変えてしまおう!
ホンマでっかTV★総まとめ
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