1か月1行!袋分け家計簿まとめ

子育てのお金が不安な人は、知っておきたい!学習費調査の内訳

こども1人あたりの教育費は1000万円かかるって本当!?子育てのお金に関しては見れば見るほど不安になりますよね。

 

そんな時は、いくらくらい教育費用を貯金しなければいけないか真実を探るために文部科学省が発表している「子供の学習費調査H26年」の内訳を見てみましょう。(調査実施学校1140校・幼児・児童・生徒の総数29060人)

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子育てのお金の不安は、厚生労働省「こどもの学習費内訳」を研究しよう

教育費のシュミレーション

文部科学省 学校教育費
参考 子供の学習費調査/文部科学省

我が家は全て公立でお願いしますー!ということでピンクで色を塗りました(o^^o)

教育費の総額は幼稚園から高校卒業までの15年間で5,272,500円(全て公立)だそうです。よく言われる全て公立で大学をプラスして、800万円〜ですね。

でもちょっと待ったー!学校の費用だけでみると2,260,329円なんです。(学校外活動費は3,012,171円)こども1人1000万などと言われますが、「学校外活動費」も含めた金額なのですー!

学校教育費と学校外活動費を棒グラフを作ってみました↓
厚生労働省H26年発表学校教育費と学校外活動費の比率棒グラフ

学校教育費を抑えるのはなかなか難しいですが、学校活動費は工夫次第で減らすことも可能です!極端な話、習い事も塾もいかなければ緑色の部分はほとんど必要ありません。

最低限必要な教育費の目安は「学校教育費」のみを見ればOK。

  • 幼稚園学校教育費総額(公立)357,525円(9,931円/月)
  • 幼稚園学校教育費総額(私立)958,857円(26,635円/月)
  • 小学校学校教育費総額(公立)355,368円(4,936円/月)
  • 小学校学校教育費総額(私立)5,313,834円(73,803円/月)
  • 中学校学校教育費総額(公立)386,892円(10,747円/月)
  • 中学校学校教育費総額(私立)3,067,191円(85,200円/月)
  • 高校学校教育費総額(公立)728,076円(20,224円/月)
  • 高校学校教育費総額(私立)2,220,432円(61,679円/月)

教科書代や制服だけでなく、PTA会費や運動会・学芸会などかなり細かい金額も含めた調査なので、信用度が高そうです!

それにしても、私立高すぎるー(@△@)

学校外活動費の正体

じゃあ、そんなにお金がかかる学校外活動費って何?と言うと、家庭内学習費、学習塾、習い事です。

月に約1万ほどかかっているところに緑色で印をつけました。

文部科学省学校外活動費

参考 子供の学習費調査/文部科学省

小学生までは習い事、中学生以降は塾や通信教育費が大きく学校外活動費を占めていますねー!

FPさんによると、中学生は特に塾や食費、部活動費が思った以上にかかり、学資保険の支払いが辛いので助けて〜と電話をかけてくる奥さまが多いのだとか。

学校外活動費の内訳

  • 補助学習費
  • 家庭内学習費ー物品費(学習机,いす,本棚,カセットテープレコーダー,パソコン(補助学習用)等の購入費)
  • 家庭内学習費ー図書費(参考書,問題集,辞書,百科事典,学習用カセットテープ・パソコンソフト等の購入費)
  • 家庭教師費
  • 学習塾費
  • その他(予習・復習・補習のための図書館などへの交通費,公開模擬テスト代等)
  • 体験活動・地域活動(ハイキングやキャンプなどの野外活動,ボランティア活動,ボーイスカウト・ガールスカウトなどの活動に要した経費)
  • 芸術文化活動(ピアノ,舞踊,絵画などを習うために支出した経費,音楽鑑賞・映画鑑賞などの芸術鑑賞,楽器演奏,演劇活動などに要した経費)
  • スポーツレクリエーション費(水泳・野球・サッカー・テニス・武道・体操などのスポーツ技術を習うために支出した経費及びスポーツイベント等への参加費,スポーツ観戦に要した経費)
  • 教養・その他( 習字,そろばん,外国語会話などを習うために支出した経費及び小説などの一般図書・雑誌購入費,博物館・動物園・水族館・図書館などへの入場料・交通費など)

学習机などの細かい金額も入っているようです。動物園・水族館の入場料まで!(^皿^)

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学校外活動費も教育費の貯金に含める必要ある?

世間で発表されている教育費の内訳は学校外活動費が半分以上。

習い事・家庭教師・学習塾・家庭学習費などの学校外活動費は平均に合わせる必要は全くなくて、その時の家計事情とこどもの適正を見ながら決めていけばいいものだと思います。

家計に余裕があれば習わせてあげればいいし、こどもに余裕なければ納得してもらうように話すか、なんとか捻出するだけ。

こどものために必ず貯金しなければいけない金額は、授業料や入学準備費用などの学校教育費。学校教育費も危うい場合はすぐに家計を見直しましょう。教育資金は1円でも多い方が安心できますもんね!

教育費の内訳を知っていれば、工夫次第でどんどん減らせそうです☆

例えば、

  • 習い事・塾は本人のプラスになっているのか見極める。
  • 高校、大学は家の近くを優先的に探して、通学費用を抑える。
  • 制服、一人暮らし用の家具・家電は早めに安く手に入らないかリサーチする。

被服費やお小遣い、携帯代はさらに別で用意しなければいけないのでそれぞれの節約工夫も大切ですね!

特に乳幼児用品は使える期間が短いので、キレイな状態で処分に困っているママが多く出品しています☆利益を求めるママはあまりいないので安く手に入りますよー!赤ちゃんの時期から賢くお買い物して教育資金を貯めよう。

制服や学校指定用品が高すぎる!という問題も大きく取り上げられているので、今後変わってくるかもしれませんね。

ほんまでっかTVで学校よりもキッチンの方が学びになるという情報もありました(o^^o)身の回りにある物で学ぶ工夫こそ、こどもも親も不満なし&教育費の節約の秘訣なのかもしれませんね。

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